2025年10月5日(日)、明治記念館にて、人生デザイン構築学校®︎(JDS)の創立10周年を記念し、新刊『偏らない生き方〜哲学に学ぶ「
中庸思考」のすすめ〜』出版感謝祭を兼ねた特別イベント――
『中庸フェス』が開催されます。
今回のフェスは、単なる記念パーティや式典ではありません。JDSが10年にわたり探究し続けてきた「中庸道」を、
頭で理解するだけでなく、心と体のすべてで体感するための特別な場として企画しています。
2015年に誕生したJDSは、「自分の価値観に生きること」と「中庸に生きること」を柱に、多くの方が本来の人生をデザインできるよう伴走してきました。
「中庸に生きる」とは、出来事のポジティブな面とネガティブな面の両方を受け入れ、その真ん中に立つあり方を指します。しかし、その理解と実践は一朝一夕にはいきません。何度も揺れ戻りながら、中庸へ立ち返るたびに人は精神性を深めていきます。
今回のフェスは、この10年の歩みを支えてくださった皆さまへの感謝とともに、「中庸の真髄」を一人でも多くの方に五感で味わっていただきたいという思いから出発しました。
『中庸フェス』の最大の特徴は、
西洋と東洋、伝統と革新を融合させた多彩なプログラムにあります。
・クラシック音楽によるスペシャルアンサンブル
両陛下御前演奏や国際的な舞台経験を持つ音楽家を招き、癒やしの周波数といわれる528Hzの音色が会場を包みます。
・日本の伝統芸能:落語と狂言
人間国宝の流れを汲む狂言師や新進気鋭の落語家による特別演目を披露。笑いや古典のリズムを通じて、日本文化に宿る「中庸」を体感いただけます。
・中庸体感ワークショップ
修験道行者であり大学講師でもある山伏や、なんば歩きの伝道者として知られる国際的な指導者を招き、身体を通じて「中庸にいる状態」と「外れている状態」の違いを体感。知識を超えた“身体知”としての中庸を学びます。
こうした多彩なプログラムを、格式高い明治記念館という舞台で、着席フルコース料理とともに楽しんでいただけます。
会場は、ただ鑑賞する場ではなく、
参加者全員で中庸を創り上げる空間になります。
西洋と東洋の響きが交差する音楽、笑いや静寂をもたらす伝統芸能、体を通じたワークショップ――そのすべてが連動し、会場全体を「中庸のエネルギー」で満たしていきます。
さらに、参加者同士の交流や共鳴が、新しい気づきやインスピレーションを生み出す、まさに「量子もつれ」のような相互作用が場の力を高め、一人ひとりの内側に変化をもたらします。
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開催まで、いよいよあと1週間となりました。
『中庸フェス』は、二度と同じ形では再現できない、
一度きりの特別な体験です。
JDS創立10周年という節目、新刊『偏らない生き方』の出版、そして日本古来の知恵と西洋の芸術が一堂に会する奇跡のような機会。この全てが重なり合うことで、「中庸」という言葉の意味が、頭ではなく“体験”として刻まれるはずです。
ぜひ当日の様子にご期待ください。