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2025年12月01日 中庸古武道講座の第5・6講が開催されました

2025年11月、『中庸古武道講座』の第5講と第6講が開催されました。

今年開講された第1期では、これが最後の講義となりました。

中庸古武道第6講、恵林寺にて



第5講では、弊社オフィスにて、修験道の行者であり、現役の山伏として毎年夏の3ヶ月間山に籠って修行をされている長谷川智先生をお招きし、『ナンバ式 骨体操』の"コツ"を伝授していただきました。

長谷川先生は2025年10月に開催した中庸フェスでも、心と身体の繋がりその智慧を伝えてくださった方です。

中庸古武道第5講の様子

中庸古武道第5講の様子

日本古来の武術に受け継がれてきた動きの合理性、それらを現代の私たちの日常生活の動きに応用するために編纂されたものが『ナンバ式 骨体操』です。

ナンバ式の身体の優しい使い方、その動きの"コツ"の知識を得ながら実践しました。

参加者からは、
「自分を支える、骨で支えるという感覚や、重心移動をすることで、自分を整えることができることを実感しました。」
「今まで当たり前だと思っていた体の動かし方が、自分の体を固めることにつながっていることを実感した。」
「体が疲れていて、肩も首も重たい感じだったが、体操をすることで、体が軽くなって、あたかくなった!本当にすごいなと思った!」
といった驚きの声があがっていました。



最終講となる第6講は、武田信玄ゆかりのお寺、山梨県の恵林寺にて『茶の湯体験』を行いました。

中庸古武道講座第6講、茶の湯体験

中庸古武道講座第6講、茶の湯体験

お茶と言えばお稽古事や女子のたしなみとしてのお茶を思い浮かべる方も多いですが、千利休が大成した元々のお茶の世界は、あらゆるところに精神世界が反映される特別な空間演出の場であり、

「小さな空間の中に宇宙を見出す」

というのがその世界観を象徴する言葉でもあります。

部屋に置かれた品々の意味から、亭主と客のあり方、五感で感じる全ての要素が絡み合って作られる唯一無二の場が3時間という長いようであっという間の時間の中に凝縮されていました。

「お茶事や精進料理を味わっていただくなど、中庸の状態、あり方を整えるアプローチ、心と身体の繋がりを体感できた」
「聞くのと体験するのとでは理解の深さが大きく違った」

などの感想をいただき、「体験」を通して、中庸を「体感」として存分に味わう時間となりました。



2025年8月から開催してきた講座全体を通して、少しずつ心と体の繋がりを体験してもらい、言葉で伝えることが難しかった「中庸の状態」の感覚を身体でも感じることができました。

この講座を知った方から、
「ぜひ受けてみたいです」
「次の開催はいつですか?」
といった声を多くいただいております。

現在、第2期の開催に向けて準備をしております。

場所や時間など、より多くの人が参加しやすい形に整えて募集をしますので、ご興味のある方は楽しみにしていてください。
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