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人生をデザインする 人生デザイン構築メソッド®とは Method

人生デザイン構築メソッド®とは

人生デザイン構築メソッド®とは、現在の状態にかかわらず、誰もが自分が納得し満足できる人生を生きていくことができる、弊社代表の高衣紗彩が独自に開発したオリジナル・メソッドです。

人間行動学の世界的権威、Dr. ジョン・F・ディマティーニの開発によるバリュー・ファクター、ディマティーニ・メソッドを元に、米系の資産運用会社で20有余年に渡り資産運用に携わった知識経験と、独立後にキャリアコンサルタントとして200人あまりの方のキャリア設計をサポートしてきた経験を統合し、世界のトップ・コーチであるルー・タイス氏及び苫米地博士のコーチング・メソッド、NLPコーチングメソッド他、人間行動学、行動経済学、形而上学、価値観学、目的論などの哲学、脳科学、心理学等の研究結果に裏付けされ、効果が実証されている72個のワークやプログラムを織り込み独自に開発した、内面から自分と人生を変容させるメソッドです。単独で採用しても効果の高い手法を複数組み合わせることで、さらに高い相乗効果を狙います。

特徴1:キャリアとお金、精神性の3つを同時にデザイン

人生の出来事を考慮してお金のプランを立てる「ライフプランニング」と、キャリア戦略を立てる「キャリアプランニング」、この二つの領域は、これまで別々の専門家から別々に学ぶ必要がありました。両方を扱える専門家がほとんどいないためです。ですが、資産を形成するためにはまず収入自体を最大限に増やすことを考えることが不可欠です。収入を増やすためには、自分が「この仕事こそ自分の才能を最大限に発揮できる仕事だ」と思える仕事に就くことが必要です。嫌イヤ行っている仕事で高いパフォーマンスを上げることはできず、楽しく没頭できる仕事をしているときにクオリティの高い仕事ができることが、人間行動学上で明らかになっています。

人間は、価値を感じることをしている時、自分独自の才能や強みを発揮でき、楽しいと感じます。結果は自ずと付いてくるため評価も上がり収入も上がります。報酬に惹かれて選んだ仕事、手っ取り早く稼げる仕事、福利厚生がいいから、安定しているから、という観点から選んだ仕事は、価値を感じておらず楽しいと感じないため、独自の才能が発揮できません。その結果、クオリティの高い仕事はできず、収入も早晩頭打ちになります。すると益々やる気が失われて毎日仕事に行くことがしんどくなります。

自分独自の才能が発揮でき価値を感じる仕事が、あなたの個人としての人生のミッションです。高い収入を得ようと思ったら、個人としての人生のミッションに、仕事を通じて生きていく、それが、収入を上げるだけでなく、幸せな人生を歩むために不可欠になります。

収入が上がると、人間の行動は二つに分かれます。一つは、増えたら増えただけ全て使ってしまう、もう一つは増えた収入をさらに賢く増やしていくことです。特に、収入が800万を上回った頃から生活水準を上げてしまい、収入が高いのに日々の生活費や老後の資金が「足りない」という状態に陥ってしまいます。「足りない」という気持ちは、それ自体が焦りや不安を生み出します。すると、充実した仕事をしていても、幸福度が低下してしまうのです。

増えた収入は、自然には資産として貯まって行きません。特に、これからはインフレが高まっていくことが予想されます。全て使わず貯めている人でも、銀行に貯めているだけでは資産価値は目減りしていきます。収入が増えるのと「同時に」賢く守り増やす戦略とプランが必要です。人生デザイン構築学校®は、キャリア形成と資産形成の戦略を同時に立てていく国内唯一の学校です。

特徴2:精神性を高めることから始める人生構築

キャリア形成と資産形成の戦略を同時に立てても、実は望む人生をスムーズに実現していくことはできません。戦略を実行する段になって、実行する本人が、不安や心配に苛まれていたり、不満を抱えていたりすると、いくら素晴らしいデザインができても行動が伴わず、実現していくことは難しいのです。

これは、納得する人生を生きる鍵になる秘訣なのですが、私たちの不平不満、心配や不安は、何かそのような感情が生まれる元となる出来事があったから生まれると思われていますが、実はここが真実と異なります。

私たちの不平不満、心配や不安は、外側で起こる出来事には関係なく、それ自体がすでに発生しています。

それを証拠に、お金が足りないと思っている人は、いくらあっても足りないという思いを払拭することはできません。常に不足しないか、無くなってしまわないか、不安を感じています。世界トップクラスの大富豪が「将来お金が無くなるのではないかという不安」から、さらに儲けようと躍起になっています。

お金の不安というものは、お金が足りないという結果生まれる感情ではなく、心が元々不安な状態にあるのです。このような状態でどんなに資産を増やしても不安はなくなりません。

また、職場におけるストレスの殆どは人間関係にあります。これも同じカラクリで、何かがあったから不満が生まれるのではなく、元々不満な状態にあるから、さらに不満を感じる出来事が発生します。

ここで、「精神性の向上」が必要になってきます。

ここに取り組んでいかなければ、どんなに仕事が充実しても、収入が増えても、資産が増えても、感謝を感じ幸せを感じる人生にはなっていきません。

不安や心配、不平不満といった感情は、「思考」から生まれます。そのような感情を発生させる思考をしているということです。そして、その思考は、物事をどう「認知」するかによって変わります。一つの出来事でも、有難いことだと認知をすれば、幸せを感じます。あり得ないと認知をすれば、不満が生まれます。

ネガティブな感情は、ネガティブな出来事があったから生まれるのではなく、その人が物事のマイナス面を「認知」するから生まれます。ポジティブな感情は、ポジティブな出来事があったから生まれるのではなく、その人が物事のプラス面を「認知」するから生まれます。これは、同じ出来事が起こっても、怒る人と平静な人がいるという事実からもおわかりいただけると思います。

楽しく価値を感じる仕事をし、収入増と共に投資を含めた資産形成戦略を立て実行する前に、ない精神状態を作る。この3本の柱が同時に進行することで、人生の方向性としても日々の生活にも納得し満足する人生を歩んでいくことができるようになります。

人生デザイン構築学校®は、精神性の向上、キャリア形成、資産形成の3つの柱で望む人生の実現に取り組む、国内唯一の学校です。

特徴3:デザイン・設計だけでなく、コーチングで実践をサポート

人生デザイン構築学校®は、上記3つの柱の見直し、戦略立て、実行までをコーチングの技術を使ってサポートしていきます。各期定員40名に対して、40名を超えるコーチチームがサポートします。授業は学校形式で全員一緒に受けていただきますが、授業以外のサポートは、全て個別で行われます。特に、精神性の向上においては、週1回のコーチングが含まれているため、1年の受講期間が終了する頃には、上述した、「感謝と幸せを感じる内面」が構築され、不安不満不平心配、そしてネガティブの感情に振り回されない、まるで酋長のような「凛とした不動の内面」が出来上がります。

キャリアをデザインする6つのステップ

高衣式のキャリア形成で大事にしていることは、自分が価値を感じる活動を仕事にすることです。上述したように、人間は、価値を感じることをしている時、充実感と幸福感を感じ、パフォーマンスが最大化することがわかっています。なので、自分が「価値」を感じることを仕事にすることを目指します。

「好きなこと」や「情熱を持てるもの」を軸に仕事を選ぶ方法もありますが、これらは、一生を通じて同じとは限らない移ろいやすいものです。移ろいやすいものを軸に一生の仕事を決めるのはリスクが高いと考えています。

私たちは、価値を感じるものは一生を通じて変化しません。その現れ方は同じ線路上で進化はしますが、一旦価値を感じるようになったものは、全く別のものに変化することはありません。なので、安心してそれをベースにキャリア戦略、資産形成戦略を立てることができます。

人生デザイン構築学校®︎のキャリアデザインでは、じっくり自分を内観し、自分の最高の価値観と人生のミッションを一ミリも外すことなく特定することに、時間を費やします。そここそが成否を分ける肝の部分であり、一番重要だからです。その内観は、自分の価値観の優先体系を知ることから始まります。

1. 自分の価値観の優先体系を理解する

私たちが何に価値を感じるか、には、優先順位があります。価値観の優先体系と呼ばれるものです。

価値観の優先体系

例えば、価値観の優先体系は、以下のような形になります。3位が2位と1位を、2位が1位をサポートする関係になっています。

1位:極める
2位:本質を理解する
3位:リサーチする

この優先体系は、主に、幼少期の欠落感や環境から形成されるもので、誰一人としてあなたと同じものを持っている人はいません。この世であなただけの独自のものです。なぜなら、環境や体験は一人ひとり異なるからです。

そして、この価値観の優先体系のうち、最上位のものを「最高の価値観」と呼びます。これは、人生であなたが一番価値を感じる要素、大切に思う要素、のことです。最高の価値観も、誰一人として同じ人はいません。最高の価値観には、以下のようなものがあります。

最高の価値観の事例:

  • 限界に挑戦する
  • 人との繋がりを深める
  • 物事を深く探求する
  • 新しいことを体験する
  • 自分で工夫する
  • 人を笑わせる
  • 浮いた人がいない場を作る
  • 道を自分の力で切り開く
  • 課題を見つけ解決する

これを、ドクター・ディマティーニが開発した「バリュー・ディターミネーション」(価値観ミッケワーク) で、明らかにし、言語化します。

2. 価値観と行動、心理の関係を理解する

最高の価値観に合ったことをしているとき

上記価値観は、一般的に使われている「価値観」と異なることに気づかれた方もいらっしゃると思います。仕事の中に、この価値観を満たす要素があると、私たちは心からやりたい!思い、やっていて楽しいと感じます。時間を忘れて没頭し、いわゆるゾーン状態にすぐに入ることができます。次々にうまくやるためのアイデアやインスピレーションが湧いてきます。

それらは、あなたが価値を感じていることをしている時にだけ、あなたにだけもたらされるものです。なので、それが自分の役割(人生のミッション)だと自分が心の底から魂レベルで納得でき、それに携われることに喜びと感謝を感じ、ますますやる気がみなぎってきます。そのような思いと喜びと共に生み出した成果物は、群を抜いてクオリティが高いものになります。

最高の価値観に合っていないことをしているとき

一方、価値観に合っていない活動をするときには、私たちは、つまらない、と感じます。エネルギーが枯渇し、ストレスを感じ、時間が経つのを遅く感じます。気が散り、集中できず、成果物のクオリティもそこそこです。

同じ成果物でも、価値観に合った人が生み出したものと、価値観に合っていない人が生み出したものとでは、そこに乗っているエネルギーが異なります。それは、輝きとして目に見える形で現れます。形があるものはもちろん、形がないサービスであっても、人の心に刺さるようなものを生み出すことができます。なので、お客さんに喜んでもらう仕事ができ、結果的に、報酬が上がっていきます。

3 個人の人生のミッション・ステートメントを作成する

ミッションの定義は、以下です。

1)『最高の価値観』に合致し、かつ、
2)あなた独自の天才性を発揮するもの

『最高の価値観』を言語化する過程で、『あなた独自の才能と天才性』も明らかになります。この過程では、多くの方がこれまでの人生では才能と気づいていなかったことが出てきます。なので、それを自覚して活用するように動いていくことで、これまでの人生には見られなかった展開が生まれます。

そして、『人生のミッション』も「ミッションを明確にするワーク」で明らかにし、あなただけの『ミッション・ステートメント』を作成します。

『最高の価値観』、『あなた独自の才能と天才性』、そして『ミッション・ステートメント』を、人生デザインに必要な『3種の神器』と呼んでいます。科学的アプローチでこの3種の神器を正確に言語化していきます。

4 既存の職業に囚われないキャリア・ビジョンを設定する

3種の神器が明確になったら、次はそれに基づいてキャリア・ビジョンを設定します。人生デザイン構築学校®︎で明らかにするキャリア・ビジョンの特徴は、既存の職業にとらわれない、ことです。通常、キャリアビジョンを設定する際には、何をしてきたか、何ができるか、などの切り口から、現在存在する職業の中でどれが合うか、を考えます。職業に自分を合わせに行っている形です。

ですが、現代は、次々と新しい職業が生まれています。今の小学生が大人になったら65%の子が今は存在しないこれから生まれる新しい職業に就くとも言われています。であるならば、自分が価値を感じる活動をして報酬をいただくことも可能なはずです。職業の方を自分に合わせる形です。

人生デザイン構築学校®︎では、自分独自のキャリアとして、価値観とミッションに合致したキャリア・ビジョン候補を100ほど考え出します。その中から、3つほどに絞り、それをビジネスとして成り立たせる戦略を立てていきます。もちろん、今携わっている仕事の中でそのビジョンを実現することも可能ですし、副業として行うことも可能です。今は副業から始めて数年後に本業にするという戦略もあります。また、すでに独立されている方で、方向性に迷われている方々にも、「迷いがなくなり心置きなく進める」と言っていただいています。

何かを計画しても、実行ができない、と悩んでいる方は、沢山いらっしゃいます。それは、「計画したことを実行しても自分が求める幸せはもたらされない」と無意識レベルで認識していることが原因です。計画を立てる段階ですでに失敗しています。実行ができないのは、実行力がないのではなく、意志が弱いのでもなく、その行動計画自体、またはその計画を実行した暁に到達し実現する世界があなたにとって魅力的なものになっていないのです。

本当に価値観とミッションに合致したキャリア・ビジョンならば、それが実現する前、階段の1段目に足をかけた段階から、心の底から喜びを感じます。

本当にあなたに合ったキャリア・ビジョンとは、そこに到達するまでの道筋、プロセスが決して辛く苦しいものにはなりません。プロセス自体が楽しく、そこを進んでいることに幸せを感じます。だからこそ、ビジョンが現実化する確率が高いのです。

5 キャリア・ビジョン実現へ戦略を立てる

ビジョンが設定できたら、次にそれを実現する戦略を立てます。ここでは、まず、どのルートでビジョンを達成するかを決めていきます。山に登るのにも東から登るルートと西から登るルートがあるように、ビジョン達成までの道のりは複数存在します。価値観に合ったことは、やっていて楽しく感じることができるので、どの道を通っても、目標達成までのプロセスを楽しむことができます。目標を達成するために努力をしているという感覚がありません。ですが、その中でも特に自分が楽しめる道を選択します。

ルートが決まったら、その道に階段を作ります。所々に宿所を設けることで、東海道五十三次の旅路が無理なくスムーズにいくように、中間にマイルストーン(中間のお休み処でもあり、当面の到達目標)を複数儲けることで、ビジョン達成までの旅路を容易なものにします。また、いつまでに何を達成すると宣言することで、ビジョン実現の可能性が高まります。

6 中庸思考®︎を身につけ、精神性向上に取り組む

自分の価値観にマッチしたビジョンを設定し、戦略も決まった、いざ実行となる前に、もう一つ必要なものがあります。それは「精神性」です。人生に起こる様々な出来事を、苦しい、しんどい、辛い、と思っていると、精神が不安定になり、ビジョンへ向かう気持ち、旅を続ける意欲が失せてしまいます。精神性を高めることで、日々人生に起こるあれやこれやをうまくかわすことができ、ビジョン達成が容易になります。

精神性の向上のために行うのが、ドクター・ディマティーニのディマティーニ・メソッドを元に開発した中庸思考®️です。中庸思考®︎の詳しい解説については、『精神性を高める』をご参照ください。

資産形成をデザインする7つのステップ

人生デザインをする上で、仕事と共に重要なのがお金、資産形成です。資産形成においても、価値観とミッションが重要な役割を果たします。資産形成に価値観など必要ないのではないかと思われる方も多いと思いますが、資産形成にこそ価値観がとても重要です。以下に、どういうことなのか?をその理由と共に解説します。

1. 価値観に合った資産形成ビジョンを正しく設定する

資産形成をする際には、やり方を学んでそれを実行しさえすれば良い、と思いがちですが、その前にやることがあります。それは、何のために資産形成をするのか?そして幾らが目指すゴールなのか?を明確にすることです。これを資産形成の『ビジョン』と呼びます。

この『ビジョン』を「自分にとって」正しいものに設定することが、まずは大切です。なぜなら、目的、ゴール金額、すなわちビジョンによって、どんなポートフォリオ(投資の組み合わせと配分)を構築するのか、どの手法を選択しどう運用していくか、が変わってくるためです。また、ビジョンが自分にとって正しいものでないと、途中で挫折をしてしまうためです。

本当はそんなに必要ないのに、自分にとって必要額がわからないため、より高いリターン、より高いリターンと欲求が膨らんで必要以上に高いリスクを取ってしまい、損失が拡大するということがよく起こります。

では、自分にとって正しい『ビジョン』とはどのようなものでしょうか。それは、以下の3つを満たすものです。

1) 自分の最高の価値観に合致していること
2) 目的に合致していること
3) 自己を超えた大義目的があり利他に資するものであること

2. 投資哲学を作成する

正しいビジョンを設定できたら、次に『投資哲学』を作成します。投資哲学とは、投資における「ミッション・ステートメント」です。ミッション・ステートメントですから、どこかからの借り物のような綺麗事ではなく、自分の価値観と人生のミッションに合致したものを作成します。

投資をしていると、当初は想定していなかったことを経験します。人間は、本来、サプライズがあると冷静さを失い、感情にコントロールされてしまうことが人間行動学で明らかになっています。相場のけん引役が交代した時や急に下落や上昇に転じた時など、特に投資行動が相場環境に左右されがちです。これが、最初に決めてあった投資ルールに基づいた行動をすることが投資には不可欠です。迷った時やどうしたら良いかわからなくなった時に、投資哲学に立ち返ることで、ブレずに自分の投資を続けることができます。

プロのファンド・マネージャーは、必ず投資哲学を作成していますが、個人投資家で作成している方にお会いしたことがありません。個人投資家でも投資哲学を持っておくことが、安定して狙ったリターンを確保し続ける鍵になります。

3. お金に対するメンタルブロックや思い込みを外す

投資を始める前にもう一つ重要なことが、お金に対するメンタル・ブロックや思い込みを外すことです。私たちは、お金に限らず様々なものに罪悪感や恐怖感を抱いて暮らしています。それらが投資をする際にネックになることがあるため、これらをしっかり根元から外します。人生デザイン構築学校®︎は、メンタルの問題を扱う「精神性の向上」の専門家でもありますので、ここはしっかり取り除いてから投資を開始します。

4. 自分のリスク許容度を測定する

投資を実際に始める前に、もう一つ準備をすることがあります。それは、自分のリスク許容度を測ることです。これがわからないと投資はできないはずですが、こちらも個人投資家でリスク許容度を何%と言える方にお会いしたことがありません。

長期に亘り安定したリターンを確保するためには、ポートフォリオ(自分が投資している全ての投資先の総和)全体で取っているリスクを、自分のリスク許容度内に収めることが不可欠です。自分のリスク許容度を知らずに手法だけ学んで投資を始めてしまうと、「いつ、何を買うか?」に焦点を当てた投資行動になります。これだと、ほとんどのケースで積み上がった結果が、自分が取れるよりかなり高い水準になってしまいます。その結果、大きくプラスになることがあっても、大きく損失を出すこともあり、それをコントロールできず、結局何年も投資をしているのに資産は増えていない、ということになっている方が本当に多いです。

リスク許容度も、人によって様々です。人生デザイン構築学校®︎では、あなたのリスク許容度を正確に測定し、許容度内に収まるポートフォリオを作成します。

5. 投資戦略を立てる

いよいよ戦略を立てる段階に入ります。投資に実際に入る前に、初めて資産形成をする方は、貯蓄から始め、「クッション預金」の確保をします。クッション預金の確保は、Brain Activating System(通称BAS)というメソッドで行います。通常の貯蓄より2倍早いペースで貯蓄額を増やしていく方法です。そして、ある水準に達したら、次の月の貯蓄額から投資に移行します。重要なことは、貯蓄分は投資をせず引き出しもせずにとっておくことです。これが、相場が乱高下した際に精神的なクッションの役割をしてくれるため、精神的な平静さを保つことに繋がります。

これは、貯蓄をしながら投資脳を育てていくメソッドでもあります。資産形成に失敗しないためには、知識やスキルの習得の前に、投資を実行していける「メンタル」と共に、「投資脳」を作ることが不可欠です。貯蓄脳・消費脳から投資脳への転換を図り、貯蓄が2年で通常の貯蓄方法の2倍になるBASを用いて、内面的にも物理的にも投資への準備の最終段階をクリアします。

6. 段階的に国際分散ポートフォリオを構築する

いよいよ投資に入ります。人生デザイン構築学校®︎で行う投資では、老後の資産構築、なかでも働き盛りのうちに経済的自立を達成することを目的として国際分散ポートフォリオを構築します。貯蓄して溜まったお金を一気に投資するのではなく、リスク許容度の高まりに平仄を合わせて、取るリスクを段階的に増やしていきます。ここが、いきなり高いリスクを取りに行く、他の資産形成方法と大きく異なるところです。

「上がりそう」と思って買った投資先の束が、結果としてあなたの資産ポートフォリオになるのではなく、最初に「このような資産ポートフォリオを構築する」ということを決めて、それに合わせて買うものを決めていきます。これも、やっている方はとても少ないのですが、長期に安定してリターンを得るために、必ず必要です。偶然の産物になってしまったポートフォリオで資産を形成することはできません。

ポートフォリオのリスクを決めるのは『組み合わせ』と『配分』です。その組み合わせと配分は、あなたのリスク許容度と投資哲学(すなわち価値観)に合致した、あなただけの組み合わせと配分になります。一つひとつのリスクは大きくても、モダンポートフォリオ理論に基づいて、しっかりと『分散』を行うと、ポートフォリオ全体のリスクを小さくすることができます。

そのようなポートフォリオがボトムアップで偶然出来上がるのではなく、トップダウンで狙って作ります。プロのファンド・マネージャーと全く同じ手法で個人投資家のあなたのポートフォリオを構築します。

7. 国際分散ポートフォリオを運用する

せっかくあなたにぴったりのポートフォリオを構築できても、ほったらかしでは長期に渡り安定したリターンを獲得することはできません。そのポートフォリオに、毎月決まった額のお金を投入していきながら、資産配分のバランスをその時の自分のリスク許容度と市場環境にとって最適に保つように、長期視点から管理運用していきます。

この一連のプロセスを、キャリア形成戦略と絡めながら、行っていきます。

機関投資家さんから運用を任されるプロの運用者が行なっているポートフォリオ・マネジメントを、個人投資家の方にも実践できる形に体系化されているところが、高衣式資産形成メソッドの特徴です。

受講生さんから、「理論は最初は少し難しかったけど、体系化されていたことで理解が深まり、実践は簡単でした」との言葉をよくいただきます。

この資産形成手法は、相場が荒れた時にこそ威力を発揮します。相場が荒れた時にいかに損失を抑えるか、相場が荒れた時にもいかに安定してプラスのリターンが出せるか、あるいはマイナス幅を抑えることができるか、これが10年後の資産総額に大きな違いをもたらします。

投資でドキドキハラハラして本業に影響が出てしまっては、元も子もありません。投資を人生から考えた、ギャンブル投資は絶対にやりたくない方、長期に渡って、安定したリターンを確保したい方のための、ファンド・マネジメントに長らく携わってきた、高衣オリジナルの資産形成メソッドです。

精神性を高める

キャリアビジョンと資産形成ビジョンを立て、それを早期に達成するための戦略を立てたら、あとはアクション・プランに落とし込んで実行するだけです。価値観とミッションから立てたものなので、ビジョンにも戦略にも、迷いは皆無になりますが、この実践の段階になって、足踏みしてしまうこともあります。価値観とミッションに合っているなら、内側からやる気が湧いてくるはずです。では、なぜ止まってしまうのでしょうか。

その理由が、精神性です。精神性が低い状態のままだと、外側で起こる出来事に心が振り回され、戦略や計画通りに運べない確率が高くなります。人生は、毎日、予想できなかったサプライズの連続です。その度に、心がざわざわして不安や心配に苛まれたり、その逆の高揚感から浮き足立って本来の自分を発揮できないとなると、せっかくのビジョンも戦略も水の泡になります。

1 感情の発生経路を理解する

精神性が高い状態とは、外側で起こる出来事にかかわらず、自分の内面は常に穏やかで安定している状態です。精神性がどちらの状態かによって、仕事をしていく上でも、投資をしていく上でも、パフォーマンスが大きく変わります。

では、何が精神性の高さを決めるのでしょうか。精神性の高さは、私たちが「何をどう認知するか」によって決まります。

同じ出来事に出会っても、何事もなかったように自分のことに集中できる人と、感情が大きく揺さぶられて仕事が手につかなくなる方とがいます。

人生デザイン構築学校®︎では、後者の状態を作ることに注力します。最初に行うことが、感情の発生経路を理解することです。不安や心配、不平不満といった感情は、「思考」から生まれます。そのような感情を発生させる思考をしているということです。そして、その思考は、物事をどう「認知」するかによって決まります。一つの出来事でも、有難いことだと認知をすれば幸せを感じます。こんなことあり得ないだけど!と認知をすれば、不満という感情が生まれます。

ネガティブな感情は、ネガティブな出来事があったから生まれるのではなく、その人が物事のマイナス面を「認知」するから生まれるのです。ポジティブな感情は、ポジティブな出来事があったから生まれるのではなく、その人がその出来事のプラス面を「認知」するから生まれます。これが、同じ出来事に遭遇しても、怒る人と平静な人がいることの所以です。

楽しく価値を感じる仕事をし、収入増と共に投資を含めた資産形成戦略を立て実行する前に、物事のマイナス面だけ、プラス面だけ、という片側しか認知できない精神状態から、両面を認知できる精神状態に持っていきます。これは、『中庸思考®︎トレーニング』というトレーニングを通じて、身につけていきます。

2 この世を司る法則を知る

この世の中は、常にプラス面とマイナス面がバランスしています。陰陽がバランスしている図に見られる通り、どの人生も、どの出来事も、どの瞬間も、常にプラスとマイナスが同時に同じ量発生しています。ですが、私たちは、生まれながらにして同時に両方認知することができません。これは、この法則を理解し、実際に自分の毎日の正確に起こる事象を材料に、トレーニングをしていくことのみで、身につけていくことができます。

物事の両面を同時に認知することができると、その瞬間に、ネガティブな感情は消えてしまいます。これは理屈で理解するより体感していただく方が早い、なんとも不思議な感覚なのですが、これを習得してしまえば、何が起きても感情に振り回されない人生を送ることができます。常に穏やかで、全てをありのままで受け入れることができるようになり、かといって我慢や無理をすることなく、自分の内側が愛と感謝で満たされている、そのような状態を持続することができます。

3 内面と人生に秩序を取り戻す

すると、言動が変わり、発するエネルギーも変わるため、周りの人のあなたへの態度や姿勢に変化が起きるようになります。分かり合えることが格段に増えるため、人間関係の悩みも消え、嫌で仕方がなかった職場の場のエネルギーが、優しく穏やかな居心地の良い状態に変わっていきます。あなたが変わることで、場のエネルギーにも影響を与えることができます。

これが、自分を一番最初に幸せにすることで周りに貢献する、という現実を可能にします。 受講生さんには、驚きながらもこの変化ー自己変容と人生変容ーを楽しんでいただいています。変わると書きましたが、これは実際には変わるのではなく、本来の姿に戻ることを意味します。あなた自身の内面も、人生も、本来は秩序立っていて、シンプルです。秩序立っているということは、愛と感謝を常に感じられるということでもあります。その秩序を自分にも人生にも取り戻していくのが、人生デザイン構築学校®︎が提供する『精神性の向上』です。

この3本の柱が同時に進行することで、人生の方向性にも、日々の生活にも変化が起き、納得し満足する人生を歩んでいくことができるようになります。人生デザイン構築メソッド®︎は、高衣の資産運用におけるプロとしての経験と、人間行動学の世界的権威、ドクター・ディマティーニについて10年以上ついて学んだ人間行動学がミックスされた、精神性を高めながら自分の人生を自分でデザインして、自分が納得できる形に創っていく、日本で唯一の「人生を構築する」学校です。その工程には、深い内観、この世の仕組みを知ること、生きるとは何か?仕事とは?感情とは?など人生で誰もが直面する哲学的な問いに答えていく工程でもあります。

その結果、知見、視野が広がり、視座が高まった、住んでいる世界、次元が高まった、という声を沢山の方からいただきます。これからの人生を、本当に自分らしく、自分も周囲も幸せにする生き方を真剣に考えたい方は、より詳しい内容を無料e-book『人生をデザインする9つのステップ』 で詳細に解説していますので、ぜひ、ダウンロードして学んでみてください。

あなたの人生のお役に立てるかと思います。