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2025年09月24日 『真の自己実現』に向けて高衣ゼミ&中庸古武道講座の開催

私たちは激動の時代を駆け抜けている真っ最中です。その中で、「本当に求めている幸福」や「自己実現」とは何か、立ち止まって考える瞬間はあるでしょうか?

今回は人生デザイン構築学校(JDS)の卒業生コミュニティ『高衣ゼミ』で行われた講義の内容と、新講座『中庸古武道講座』の内容をシェアします。

改めて、「中庸思考(中庸道)」の概念と、私たちの生き方を根本的に変えるエッセンスをお届けします。日々のビジネス、そして人生の質を一層高めるヒントとして、ぜひお役立てください。



私たちは無意識のうちに「どうやって手に入れるか」という問いをもとに行動しがちですが、これは「欲求」に振り回されている状態です。この状態ではどんなに素晴らしいものを手に入れたとしても、真の充足感を得ることはできません。

マズローの5段階欲求理論でいうところの、5段階目の自己実現を「まだ達成できてない」、と捉えている人が多いのですが、真の自己実現は「今やっていること」の中に既に存在しています。

それを実感するためのポイントは、

◉「結果(HAVE)」ではなく「何をしているか(DO)」に目を向ける。
◉自分の才能が、日々の仕事や生活の中で、すでに発揮されている。

ということです。

日本人は「自分はまだまだ」と考えてしまいがちですが、一見謙虚に聞こえるこの言葉が、実は不足感を生み、自己評価を不当に下げてしまうことがあります。他者との比較による「まだ足りない」は、謙虚さではなく自己卑下なのです。

自分自身の才能が発揮され、貢献している事実を認め、今この瞬間に意識を向けること。それが真の自己実現への道です。

そして、自分自身の価値観を明確にし、中庸道を深く追求することが、欲求の充足に終止符を打ち、幸せを実感する人生の純度を極限まで高める鍵となります。

日々の生活やビジネスの中で、これらの概念を活かすためのヒントをいくつかご紹介します。どれか一つでも、日々の生活の中で実践してみてください。

・プロセスに価値を見出す: 結果だけでなく、プロセス自体に価値を見出す意識を持つことで、日々の葛藤から解放されます。無意識では既にできていることを、意識的に強化しましょう。

・自己評価の再構築: 自分の才能や貢献を過小評価していませんか?自分を正当に認めることで、他者からの過大評価を求める必要がなくなり、心のバランスが安定します。

・意識のフォーカス: 常に「結果や他者との比較による不足感」ではなく、「今、価値観を満たしている充実感」にフォーカスし、「それができたのは誰のおかげか?」という感謝の気持ちを表しましょう。

JDSの卒業生コミュニティ『高衣ゼミ』では毎月このような学びを開催しています。







2025年8月、JDSでは、中庸道と古武道を同時に学ぶ『中庸古武道講座』が開講し、第2講が開催されました。

この講座は、これまで意識の範疇でお伝えしてきた「中庸の感覚」を、身体を通して感じてもらうことを目的とするものです。

第2講では、なんば歩きの伝道者として知られる国際的な指導者、ウィリアム・リード教授をお招きし、中庸に繋がる呼吸について、「なんば歩き」とは何なのか?を学び、人間の機能・原理に従った自然な歩き方をすること、勝とうとせず・しかし負けない、自然の摂理に身を委ねることで、私たちの心と身体がどう変わるのかを体験しました。





受講生からは、

「中庸を身体で表現すると、こうなるんだ!」
「身体にも心にも”負荷をかけることで鍛えられる”という思い込みがあることに気づいた。」
「中庸に向かう道を捉えられたように感じた。」

という感想をいただき、私たちの私生活はもちろん、ビジネスや人間関係にも深く結びついていることを実感しました。



今回は、一人ひとりの人生の質を高め、より良く生きるための、ポイントをお伝えしました。

私たちは「もっと頑張らなければ」「まだ足りない」と思い込んでしまいがちです。けれど、本当はすでに多くのものを受け取り、貢献し続けています。その真実に気づけるかどうかが、人生の豊かさを左右します。

その気づきを深め、真の豊かさを体験したいという方に、ぜひ手に取っていただきたいのが、高衣の新刊『偏らない生き方〜哲学に学ぶ「中庸思考」のすすめ〜』です。

今の生き方に違和感を抱える方、不足感から抜け出したい方にとって、大切なヒントが詰まっています。

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