人生に起こる全ては『ここ掘れワンワン』

私たちは、毎日、日常的に、フィードバックを何個も何十個も受け取っています。

例えば、あなたが、セミナーを開催している講師だとします。

一生懸命用意した資料を使い、一生懸命講義をしています。これまで沢山の受講生さんに絶賛されてきた内容で、最高のコンテンツという自信があります。

今回も頑張って、素晴らしいセミナーにしよう!そう思って始めると、受講生が一番前の席で居眠りを始めました。

その時、その現象を、あなたはどう捉えるでしょうか。

一番前で寝るなんて、なんて「失礼な」と怒るでしょうか?
それとも、自分のコンテンツがつまらなかったのかな、と思うでしょうか?
それとも、お疲れなんだな、と思うだけでしょうか。

ここで、どう解釈するか、で、その後の人生が分かれます。大げさではありません。この場合の捉え方が、全ての捉え方を物語っているからです。

毎日何十回と捉え方が違えば、その後の何十の行動も変わります。その後の人生が大きく変わるであろうことは、推して知るべし、明確です。

相手に対し「なんて無礼な」と怒りを覚えた瞬間、そこからフィードバックは受け取れません。

「自分の目の前で居眠りをした」ということが起こるには、それが起こるに至った原因があります。

・自分側の原因
・相手側の原因

相手側の原因かもしれません。そうであるならば、自分にできることは何もありません。それは、その人の問題だからです。

自分側の原因かもしれません。そうであるならば、そこに「もっと改善の余地がある」ということです。

どちらが原因かはわかりません。可能性としては、半分半分です。相手側の原因と思うことは簡単です。ですが、自分側の原因の可能性があり、自分にそれを改善できる余地があるならば、それを深く掘り下げることを、やらない理由はありません。

それが、「完璧な内容だ」という自負があると、「改善の余地がある」というフィードバックを受け取れません。それを受け取る心の状態になっていないからです。相手側の問題にして、怒って終わりです。

お疲れなのかもしれない。自分の内容は最高だけれど、でももっと改善したら、たとえお疲れであっても、寝ないで聞いてもらえるかもしれない。

そう考えたら、次にどういう思考になるでしょうか。

「眠たい人にも面白くするにはどうしたら良いだろう?」
「眠たい人を引き続けるにはどうしたら良いだろう?」

という質問が、浮かぶはずです。

そして名案が浮かんだら、「眠たい人でも寝せないセミナー」が出来上がるかもしれません。そして、それがあなたの独自性になり、評判になるかもしれません。それがあなたの看板になるかもしれません。

相手に怒りを覚える、失礼だと責める、自分がつまらなかったんだなと落ち込み自分を責める、どちらにしても、そこには成長はありません。

なぜなら、そう思った場合には、上記のような質問を自分に投げることはしないからです。

人生の質は、質問の質で決まります。

そして、質の良い質問とは、誰かに与えられずとも、自分で作ることがで来ます。

人生に起きる全てのことは、私たちが行ったことへのフィードバックです。

怒りや、他人や自分を責めることで終わらせてしまったら、勿体無いですね。

大きく心が動くことがあったら、そこは花咲か爺さんのワンちゃんの「ここ掘れ、ワンワン」です。 

「観客が寝た。」と言う事実を事実として、なんの解釈も加えずに真摯に受け止め、ここに改善の余地があるよとポチが教えてくれていることを受けて、「どうしたらもっと良くなるだろうか?」と考えてみる。

全ての出来事にそのように対峙したら、3年、5年、10年、30年経ったときに、それをしない人生と比較して、人間の器、精神性、意識レベル、そしてその結果としての人生に大きな開きが出てくるのは、想像に固くありません。

フィードバックを真摯に受け止めて経験を通して成長する、そんな自分自身を造っていきたいですね。

それでは、良い週末を!
愛と感謝を込めて
高衣紗彩 

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