自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ)【書評】

この10年、戦後から日本が作り上げてきた流れとは、違う時代の流れへとどんどん変化しているように感じます。

企業は、ここ数年で続々と副業を許可しており、大手に入れば一生安泰という時代ではなくなりました。トヨタ自動車の豊田章男社長も、「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と会見で述べているように、トヨタのような日本を代表する企業においても、終身雇用が前提ではなくなって来ています。

この時代の流れの中で、実際に、自分の人生をどう生きていくか、私たちが取れる選択肢は格段に増え、起業を選択する人も増えてきています。ただ、起業してみたけど、なんか違う気がする。うまくやれない。と感じている人も多く、ただ起業すれば自分の人生が生きられるわけではないということも、わかり始めてきています。一方で、会社に残ってはいるけれど、どこかこのままでいいのかと感じ、そもそも自分はどこに向かって生きていけばいいのかを悩んでいる人も増えています。

漠然となんか違う。うまくいかない。

その理由を一生懸命探したり、起業してみたり、転職を繰り返してみたり、それでも、答えを探し続け、出口がわからない迷路に入り込んでしまっている。

今日は、そんな方へオススメの1冊をご紹介します。新しい視点で自分を作り出せることがわかる本です。

著者アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ

ビジネスにおける人間関係を語る第一人者として、数々の著書を執筆されています。日本でも『話を聞かない男、地図が読めない女』『嘘つき男と泣き虫女』などが大成功を収めており、100か国以上で出版され、55の言語に翻訳された著書の累計発行部数は2700万部を突破。

各国の多数のメディアにも登場しており、夫妻の著作をもとにテレビ番組9シリーズ、舞台4作、映画1作が作成されており、なかでも映画は観客動員総数が1億人を超えるヒットを記録しています。

夫妻が拠点とするピーズ・インターナショナル・リミテッドでは、アラン・ピーズの公演DVDを販売しているほか、世界の企業や政府機関に向けて研修、セミナーを企画運営していおり、また、人間関係に関するコラムも月1回発行しており、25か国の2000万人以上が購読しています。

”自動的に夢が叶っていくブレイン・プログラミング”とは

本書は、あなたが人生で心から望むことは何なのかを明確にし、それをどう手に入れていくのかについて、様々な視点から伝えてくれています。

本書の中でのキーワードのひとつは、脳のしくみ「RAS」です。

RASの正式名称は、Reticular Activating Systemといい、網様体賦活系と呼ばれる脳の部分のことです。このRASは、体の生命活動を維持する働きをしつつ、脳の活動をコントロールするセンターでもあります。私たちは無意識にたくさんの情報を脳に送っていますが、その中から自分が重要だと思ったものだけを認識するようにできています。その重要かどうかの見極めをしているのが、RASです。

その見極めをどういう基準でしているのか、その記載が本文にあります。

”RASは、私たちが信じること、考えることだけに注意を集中し、信じると決めた道へ向かうための情報だけを集めて、それ以外の情報はすべて排除する。”

例えば、「お金は苦労して稼ぐものだ。」と信じ、考えてると、楽してお金を稼ぐ情報があったとしても、入ってきません。逆を言えば、望んでいることが明確にわかって信じ、考えていれば、RASは情報を集めてくれます。

ここでおさえておきたいRASの特徴が本文にありました。

”あなたが喜ぶか打ちひしがれるかは、気にしない。ただ、あなたの頭のなかを占めている考え方や信念に沿って、それに合う情報だけを外部から見つけてくる。”

RASはあくまで検索エンジンのようなものです。なので、良い悪いの判断はしません。RASではなくあなたが日々信じ考えていることをベースに情報を集めてきてくれていうだけなのです。ただ、自分の望むものを明確にし、信じ、考えることで、RASはその方向に進むための情報を探し続けてくれます。

本書の中では、この脳のしくみ「RAS」をどのようにプログラミングしていくか、が示されています。

その中でも、今回は3つのポイントをお伝えしたいと思います。

目標を設定すること

RASの仕組みをお伝えしましたが、RASは信じ、望んでいる情報を集めてくる器官として存在しています。

では、そのRASに自分の望む道へ進んでいくために働いてもらうためには、先にすることがあります。それは、「何をしたいのか」を明確に設定することです。「何を」やりたいのか、が決まらなければ、RASは働くことができません。

旅行も、行き先が決まらなければ、どのようにそこにいくのかを決めることはできないですよね。

東京から行き先がハワイであれば、飛行機か船でいくことになりますが、軽井沢にいくのであれば、飛行機や船は使いません。車か電車か、はたまた自転車なのか。

旅行と同じように、人生も、行き先が決まらなければ、手段は決まらないのです。

「何をしたいのか」を明確にすると、どうしたら達成できるのかはRASが見つけてくれます。RASがどうしたら達成できるのかを見つけるために、徹底的に「何をしたい」のかをRASに伝えていきます。

RASはあくまでも自分が信じて、『いつも』考えていることに対して発動するので、たった1回考えてただけでは、動いてくれません。いつも考えていること、が必要です。

そしてもう一つのポイントは、詳細に「望むこと」を描くことです。現実化したい大きな目標ほど、漠然と曖昧になりやすいです。

インターネットで何かを検索する時、その情報が明確でり、より具体的であれば探し出せる情報もより具体的で自分の望む情報に近いですよね。それと同じことだと私は思っています。

検索で「ステキな家をもつ」と検索しても、いろんな人のいろんなステキが検索されます。だけど、自分にとってのステキが明確であれば、それに合わせた検索を意図することができます。RASも同じなので、意図するしたいが明確になればなるほど、入ってくる情報がより明確になります。

他人がどう思い、何をしようが、なんと言おうがやりぬく

何かをしようと思った時、友だちに「こんなことしようと思うんだ!」と伝えたら、

無理だよ。
大丈夫??頭おかしくなった?
るわけないじゃん。

と言われた経験は、ありませんか?
私も、かつて友人に自分の夢を話した時、「絶対できないよ」と言われたことがありました。友人が何を思い「絶対できない」と言ったのかはわかりません。だけど、そこで夢を諦めていたら、きっとその夢にたどり着くまでの経験も、出会いもなかったと思います。

本書には、「人は、心配、嫉妬、引け目から、目標に進まないように邪魔してくる。そして、そこを超えることが最大の難関でもある。」と書かれています。
その「できないよ」の言葉は、誰の言葉なのでしょうか?

そして、本書にある下記の言葉がとても印象的でした。

”自分の人生の物語を書いているとき、他人にペンを持たせてはいけない。”

私も友人の「できないよ」を信じ、諦めていたら、きっと夢は現実にならなかったことでしょう。そして、ただ夢を諦めないだけではなく、今は「他人の価値観で人生を生きない。」と言うことも同じだけ大事なことだと思っています。

その夢も相手や世間の形に合わせたものではなく、自分の最高の価値観を満たすものであることで、より自分の人生の物語を自分で描くことができます。

自分の人生に責任をとる

本文の中で、次の一節があります。

”今、自分がどういう人生を生きているか、それがいい人生であろうとなかろうと、全てあなたの責任である。例外的な状況はある。統合失調症、自閉症といった精神疾患にかかっていたり、脳に回復不能な傷を追っていたり、病気で動けなかったり、徹底下弾圧に苦しむ社会に生きていらりするなら話は別だ。だが、そうでなければ、今のあなたの状況は、全面的にあなたの責任である。何をどう考えるか、これまでの人生で何を選んできたか。その積み重ねが、今のあなたの状況をつくった。”

ここだけ読むと責められている気がするかもしれません。以前の私ならそう感じていたと思います。

ただ、今まで自分が考えてきたこと、選んできたものが今の自分の状況を作っていると確認できたのであれば、自分の「これから」は、今何を考えるか、何を選ぶかで変えていくこともできます。RASのことや、様々な脳や心の仕組みを知り、そう思うことができるようになりました。

自分が、今まで何を選択し、どんな行動をとっているか、そしてそれがどんな人生をもたらしたのかがわかったら、次に同じ選択をするのか、それとも違う選択をしていくのか、誰でも決めることができます。

ただ、これまで自分が何を考え、何を選び、何を作り出してきたのかに気づかないと、これからを変えていくことはできません。これから自分の心から望む道を歩むために、まずは今までを創ってきたのは自分と認めることが必要です。

それが、「自分の人生に責任をとる」ということであり、そして、これからを自らが創造していくことへの一歩になります。

”ブレイン・プログラミング”を読んで私が受け取ったもの

ひとつめは、ステップ1でも書いた通り、大きな目標を決め、RASにそれが自分にとって重要なんだと認識してもらい、働いてもらうことで、人生はそこに向かい始めてくれる、という点です。

本書では、人生で目指したい大きな目標の決め方を以下のように伝えています。

やりたいことリストの作成や、これまで生きてきて楽しかったこと、お金をもらえなくても喜んでできること、を書き出してみる。

RASは、私たちが信じること考えることだけに注意を集中し、信じると決めた道へ向かう情報だけを集めて、それ以外の情報を排除する仕組みです。その仕組みをうまく使うことで、現実が作られていくので、何を信じているのか、何を現実にしたいのかをどんどん明確にしていきましょう。

ただ、きっと今まで起業や転職を繰り返してきて、それでも迷っている人は、今までやりたいことに向かって、様々な形で行動してきた方だと思います。このようなワークはすでにやられているかもしれません。色々行動しても、どれも「違う」という違和感を、感じているのだと思います。

そんな方へは、人生デザイン構築学校の中で、最高の価値観からミッションを出すことをオススメしたいです。

自分が何を大事にし、どの方向に向かって進めばいいのかが明確になるので、大きな目標が自動的に決まっていきます。もし、スタートとして、価値観?ミッション?となるのであれば、こちらの記事を参考にしてみてください。

二つめは、ポイント3でも書きましたが、自分の人生は自分でデザインし、自分で創っているし、これからも創っていくことができる、ということについて、自分の中で確信ができたという点です。

それは、夢物語でもスピリチュアルでもなく、実際に、脳の仕組みを活用して、自分の意志と意識を持って、創り上げていくことができるのです。

今回、ここで紹介させていただいたのはほんの一部です。ぜひ、全文を読んでみてほしいと思います。

まとめ

冒頭でも触れた通り、起業や様々な生き方が認められ、自分を表現できる時代になりました。

インターネットも普及し、SNSも広まり、簡単に情報を発信することもアクセスできるもできます。だからこそ、どうやってやるのか「how to」に目が行きがちです。ここでは、どうやってやるのかよりも、まずは何をするのか、したいのか。を大事にすることを伝えています。

”RASに正確なメッセージを選んで意識的に送りこめば、あなたの思い通りいプログラミングできると言うことだ”

とあります。やりたいことを明確に描き、RASに送り続けることでどうやっては自動的に作られていくのです。

誰でもどこでも簡単に情報にアクセスできる時代だからこそ、自分が心から望む方向へ向かって、意識的にRASにメッセージを伝え続け、自分のしたいを現実化してほしいと思います。

人生デザイン構築学校®︎でも、RASについて学び、意識的に日常にどのように取り入れるかを授業で学びます。また、本書では「したい」にRASを活用することが書かれていますが、「したい」の先にある自分の最高の価値観を出し、ミッションに生きる人生をどう生きるか、資産形成への情報収集へRASを活用させています。

現在、集中講座+説明会を開催していますので、ぜひご参加ください。

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About 緑川聖子

ミッションミッケデザイン研究所 研究員 人生デザインアカデミー協会認定コーチ

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人生デザイン戦略