35歳〜50歳までの自分を輝かせる生き方では、以下の3つのポイントをお伝えしました。
①人々の意識が変わる
②働き方が変わる
③生き方が変わる
これが変わっていく中で、50歳以上の方は何をしていくと良いと人生デザイン構築学校では考えるのか。さあや学長 人生デザイン構築学校の50歳以上のための Withコロナ時代に自分を輝かせる生き方・働き方を元にお伝えさせていただきます。ぜひこちらもあわせてご覧ください。
これから、より個人の能力の時代になっていくと言われています。その中で、生き残っていくことが大事です。それは、生物として生き残ることも、人間として自分らしく輝いてさいごの最後までいきていくことも必要になると考えます。
今回は、そのためにポイントを7つお伝えしていきます。
目次
会社での肩書きだけで生きていくのではなく、マルチ収入化を目指していくことが大切になります。マルチ収入化は収入の厳選を複数もつことです。マルチキャリアとも言えますが、ただ単に仕事をたくさん持つということではなく、収入源をたくさん持つということが大事になります。なので、一つの仕事でも、お金が入ってくる場所が2つ、3つであれば、マルチ収入となります。
収入が十分にある人も、副業や他の何かで収入を得られるものはないか考えるきっかけにしてみていただきたいです。
定年後、年金+投資で生きていくのではなく、年金+自分で収入の源泉を作っていく気持ちがこれから必要になると考えています。
1.であげたマルチ収入を作っていくためにも、PCだけでなく、ソフトウェア、アプリを積極的に使っていくと良いと思います。コロナウイルスによって、オンライン会議が当たり前になりました。そこで使用されているZOOMも実は2017年からありました。ご存知の方はどれくらいいるでしょうか?
会社の中だけでいると、こういったツールに対して分からないままになってしまいます。また、歳を重ねるごとに新しいことを身に付けるのはしんどくなっていきますよね。なので、ちょっとずつ変化していくツールへ、その都度追いついていこうとすることが大事かなと感じます。
こういったことも、意識がないとできないことだと思います。そのためにも、会社の外に目を向ける必要があります。会社の中だけにいると、情報もアップデートされず、気づいたら分からないことがどんどん増えていってしまう前にぜひ注意を向けて見てほしいです。
ファイナンス力とはお金全般についてです。投資をどうするか、貯蓄をどうするか、消費を改善していくことが大事になります。
資産の棚卸しをするということです。50歳を超えてくると、すでに資産を持っている方が多いかと思います。保険、定期が満期になったりもする時期ですよね。それらが、色々散らばっている方は、今それぞれがどんな状態か、どこになにがあるのか、時価でみならがら概算でいいので確認してみてほしいです。もし、家でお持ちであれば、家も今の資産価値を調べてみることをぜひしてみてください。
上記について細かく説明していきます。
ご自身やご家族にとって、これからの人生、本当にそれらが必要なのか?を考えてみてほしいです。それは物も生活スタイルもです。
物は、使う・使わない・大事・大事じゃないを縦軸と横軸にわけていきます。使わないけど、大事なものもありますよね。四分割の中に振り分けていき、ここは捨てる!と決めた場所に入ったものに関しては捨ててしましょう。
生活スタイルについては、習慣になっているもので、もういらないと思うこと、そして、こらからしていきたい新しい習慣の見直しをします。
生活習慣を変えることが難しいと思う方も多いと思いますが、やらなければと思ってやっている習慣も多いはずです。だから、やらなければと思っていることを確認することで、もうやめても良い習慣を確認することができます。そうすると、やらねば!でやっていることをやめ、本当はやりたいと思っていたことをやるための時間を増やすことができます。
また、生活スタイルには、消費や浪費が関係してきます。
人生デザイン構築学校では、消費か浪費かの判断になるのが、自分の価値観になります。一般的な価値観とJDSでの価値観は違っています。一般的は価値観は仕事が大事など、領域の名称です。一方で、人生デザイン構築学校での価値観は、このためだったら寝食を忘れて取り組めるという活動を表したものになります。
その価値観がしっかり、言語化できているとその価値観に会うか、合わないか、で全てを選択できる。購入するものも、なんとなく必要そうという意識ではなく、自分の価値観にあっているかで決められるので、無駄な消費や浪費が減ります。
50代、人生再設計するときには、この価値観を明確に出すことをおすすめしています。これまでの人生でたくさんの経験をされてきたなかで、ご自身が本当に大事にしていることが見えてくるので、これよりも一層生きやすくもなります。人生の棚卸しのために一度価値観ワークをされることをご検討されてみてはいかがでしょうか。
非流動性の資産をキャッシュ化できる場合、キャッシュ化すると良いと思います。例えば、不動産。実需で住んでいる不動産とは別に不動産を持っている場合、賃貸収入が有る無しに関わらず、この先持っておいた方がいいのか、それとも手放した方がよいのか、考えてみることが大事です。立地や市場価値など客観的な視点で見てみることで判断もしやすくなります。
保険も同じく見直しをしてみてください。3章の初めにも書きましたが、何を持っているか、持っていないかを明確にすることで必要、不必要の見直しができます。保険を何にかけているか把握されている場合も、万が一抜けている場合や忘れてしまっている可能性もあるので、一度、棚卸しをしてみてほしいと思います。その後、そのままかけておいた方が良いものか、解約した方が良いものかを確認し、キャッシュ化するものは早急に対応すると良いと思います。
絵画や金など有形の資産を棚卸しをして、キャッシュ化した現金を投資に回することで、数%で回るだけでも収入源になります。
全てではなく、しっかりと棚卸しをし、見極めてキャッシュ化することが大事です。不動産も保険も、客観的な視点でみることが大事になります。
ポートフォリオとは、持っている資産の見直しです。1〜2でしてお伝えさせていただいた内容になります。ここで、確認して終わりではなく、今後の人生にあったポートフォリオかを確認することが大事になります。
人生100歳時代と言われています。100歳に向けて、どういった生活スタイルや習慣を作っていくのか、どんな資産をもち、投資していくのか。ご自身が続けていける形にすることが大事です。
今、トレーダーのようなことができていたとしても、80歳になった時、それが毎日できるでしょうか?先をみて、今からシフトしていけるものをシフトしていくように切り替えることが必要になってきます。
1〜3をすることで、新しいこれからの人生に必要なポートフォリオが出来上がります。
実は、これは免疫力をつけるということにも関係しています。免疫力の低下の原因に孤独があるという調査結果が海外の大学の研究によって出ています。また、これは家族がいるいないに関わらずです。家族がいたとしても、孤独を感じてることはありえます。
孤独にならないための5つの項目をお伝えします。
家族がいらっしゃる方は、まず家族との時間を作ってみてほしいと思います。今まで仕事第一!でいらっしゃった方も、まずは家族を大事にする生き方へ変えていくことが大事です。それこそ、家族がいるのに、家に居場所がないと思うことは、一人でいるよりも孤独を感じやすいです。
もし、家族を今まで大事にしてきていないから、今更と思われる方もいるかもしれません。また、今までしたことないことなので、初めは家族の反応が戸惑いや怪訝になる方もいると思います。ただ、続けていくことで必ず反応は変わります。お花を買って帰る、食器を洗う、お風呂を洗うなど、小さなことからでいいので初めてみるとご家族もとまどいながらも、喜ばれると思います。
なんでもいいのですが、自分がやりたいことでの、サードプレイスを持っておくことです。ご自身にとって、安心安全の場として、発言できる場所です。会社でも家族でもない場所になります。今までのレッテルが貼られていない場所にすると、新しい自分を出しやすかったり、また、カテゴライズされないので肩の力が抜けやすくなると思いませんか。何者でなく、ご自身の楽しいと思える場所を作ってみるイメージです。
コミュニティと似ていますが、自分や好きだと思うことの時間をもったり、趣味の仲間を作ったりすることで、自然と人との関わりが増えていきます。さらに、ご自身が好きなことなので、それを一緒に話せる人がいると人生がより楽しくなりますよね。
ご近所付き合いが減ってきている現代ですが、それでも地域でバザーをしていたり、掃除があったりする地域もありますよね。お祭りなどもあるかもしれません。そういった地域の活動にも関わっていくことで孤独を避けることができます。
人生でミッションを考えたことがない方も多いです。ミッションがあると、生き生きと幸せに過ごすことができるものです。こうした自分が幸せを感じるものを、活動の中に必ず入れていくことで、自分が活動していることが自然とコミュニティになっていきます。
孤独を避けるため、老後が一人で寂しいからという理由で、無理に結婚しなきゃと思っている方が多いです。だけど、2〜5をしていたら一人になることはないです。全てではなくていいので、どれかご自身にあったものをいくつか選べることが楽しい人生だと思っています。
結婚の場合、この人と結婚したいなと思ってするならいいのですが、寂しいから老後が心配だからと無理をして結婚してしまう。それによってストレスが増えた生活をするのであれば、他のことを楽しみながら仲間を作って生活をするという選択があることもご提案させていただきたいです。
急にどうした?と思われるかもしれませんが、歳をとることで些細なことで怒りっぽくなる傾向が証明されています。気がつくと、それで人がはなれていったり、そんな人が周りにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自分もいつも怒っている状態は幸せとは言えないですよね。まずは穏やかな人になるということを考えてみてほしいです。
どうやって穏やかな人を目指していくか。穏やかな人を目指すと言っても、自分を変えたり、性格や人間性を変えたりする必要が実はありません。
まず、穏やかではない状態をお伝えします。
人間行動学の権威であるDr.ディマティーニから下記のネガティブのABCDを教わりました。
A:怒りと攻撃(Anger and Aggression)
B:非難と裏切り(Blame and Betrayal)
C:批判と試練(Criticism and Challenge)
D:絶望と落ち込み(Despire and Depression)
今の人生の中に上記の項目どれだけあるでしょうか?実は、これら全てを人生からなくすことができます。それは特別なことではなく、これらがない世界に生きている人はたくさんいます。また、すでにこの感情がたくさんあるという人たちは、歳と共に増えていってしまう傾向にあります。では、どうしたらいいのか。簡単に説明します。
感情は思考で作られています。そして、思考は何からできているかというと、認知です。認知の仕方によって思考が作られます。その感情を作り出す認知の仕方になっているから、ネガティブのABCDの感情が作られます。
例えば、怒りであれば、怒りを持つような物事の認知の仕方をしているということになります。何かミスが起きた時に、あいつのせいだ!と認知するのか、自分も確認不足だった。と認知するかで出てくる感情は異なります。
なので、やることは認知の仕方を変えるだけです。怒りっぽい人も性格が怒りやすいのではなく、怒りやすい認知の仕方をしているだけということです。怒りっぽいということも反応であり、それがくせになっているだけだったりします。
私たちはそもそも全ての特性をもっており、シチュエーションによってでる側面が変わります。出やすい側面があの人は怒りっぽい、優しい、冷たい、という判断になっているだけで、怒りっぽい人にも優しい一面もあり、優しい人にも冷たい一面もあります。
自分を変えると思うと難しい事のように感じますが、もともと変える必要はないのです。出方が認知によるので、この認知の仕方のくせを直すだけで大丈夫になります。
さらに、詳しく知りたい方はこちらを参考ください。
イラっとしない自分を造る
私たちは全ての人が全ての特性をもっていると言われています。誰かに対して赦せない!と思っている特性を、実は自分も持っていて別の違う場面で出していたことに気づけると、赦すことができてしまいます。
あいつを赦せない!あいつが悪いんだ!となっている時、人は自分とその人は別だ!と根底に思っています。
誰かを赦せていない時、自分が持っているその特性も赦せていないことになります。人のことを赦せると自分のことも赦せるようになります。人によっては、自分を赦すことを先にしている方もいますが、人のことを赦せると自分のことも同時に赦せてしまうので効率的です。
自分も同じようなことをしていなかったか探してみてください。
こちらの記事は、さあや学長 人生デザイン構築学校の50歳以上のための Withコロナ時代に自分を輝かせる生き方・働き方を元に作成いたしました。ぜひこちらもあわせてご覧ください。
個人の『最高の価値観』と『人生のミッション』は、人間行動学の世界的権威、 Dr.ディマティーニ開発の『価値観ワーク』(正式名:バリュー・ディターミネーション)で 明確にすることができます。 無料のワーク解説動画とワークシートはこちらから入手いただけます。 http://www.jinsei-design-univ.org/9steps/lp/ 人生デザインコーチ®︎と、よりしっかり深堀りをしたい方は、公認ファシリテーターが コーチング技術を駆使して、より深い、あなたが本当にしっくりくる『最高の価値観』 の言語化をお手伝いします。 https://www.jinsei-design-univ.com/blank-2 価値観とミッションを明確にすることの効用、それをどう人生に活用していくのか? をもっと詳しく知りたい!方は、『一日入門講座〜初めての人生デザイン〜』に ご参加ください。 http://jinsei-design-univ.org/jdsr/tp_round/ 人生デザイン構築学校 www.jinsei-design-univ.com
ミッションミッケデザイン研究所 研究員
人生デザインアカデミー協会認定コーチ