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2015
11月04日

忙しい人のための資産運用手法(1) – パッシブ・ファンド

忙しい人のための資産運用手法(1) – パッシブ・ファンド

前回は、複数のファンドや投資信託、ETFなどを活用して、市場全体を買う手法をお伝えしました。
では、どれを買ったらよいのでしょうか。パッシブ・ファンドから始めましょう、と言われても、どれを買ったらよいのか、わかりませんよね。
パッシブ・ファンドとは、市場の代表的な指数に連動することを狙ったものです。指数とは、日本では、日経平均株価やTOPIXが代表的なものです。これらは、インデックスとも呼ばれます。

パッシブ・ファンドの優位性

指数に連動するとは、その指数のリターンとほぼ同等のリターンを得ることを言います。これは、日経平均を構成する全銘柄を、指数と同じ割合で組み入れたファンドを作ることで、可能になります。ファンド・マネージャーは、銘柄選択のための分析が必要ないため、信託報酬はアクティブ・ファンドより安くなります。
なので、パッシブ・ファンドの優位性は、コストの安さにあります。また、日経平均なら225銘柄と、多数の銘柄に投資をすることにより、リスク分散が図られていることになり、リスクはアクティブ・ファンドより低くなります。
一方、パッシブ・ファンドの非優位性は、市場の動きの影響は受けてしまうことです。市場の動きに連動するため、当然なのですが、日経平均が5%下落した日には、パッシブ・ファンドである、インデックス・ファンドも5%下落します。
もしかしたら、その日、構成銘柄30銘柄のアクティブ・ファンドは、組み入れた銘柄のパフォーマンスが日経平均より良く、ファンドの騰落率が3%だったかもしれません。
その場合、インデックス・ファンドの方が下落幅が大きく、リスクも高いように見えますが、ある一定期間以上の期間で見ると、銘柄数が多いと、たとえ1銘柄が大きく下落したとしても、構成銘柄同士のリターンが相殺されるため、ファンド全体の変動率(リスク)はアクティブ・ファンドより小さくなります。

パッシブ・ファンド・とアクティブ・ファンドの見極め方

では、パッシブとアクティブをどう見極めたらよいのでしょう。
ファンドを買いに行っても、パッシブです、アクティブです、とは書いていないので、ファンドのタイトルや説明書きから判断します。日経225インデックスファンド、などと指数の名前が入っていたり、日経225インデックス連動型ファンド、などと「連動」や「インデックス」という文字が入っていたら、パッシブ・ファンドです。
次回は、アクティブ・ファンドについて、お伝えします。

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