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2018
10月20日

「生きている意味」がわかることの意味

「生きている意味」がわかることの意味

2018年10月20日

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。
書籍『ライフシフト』が30万部の大ベストセラーとなり、その上、今年の8月にはマンガ化にまでなりました。
この流れからでも、人生100年時代は遠い将来の出来事ではなく既に始まっている、と捉えることができます。
そして、このような長生きが当たり前になった時代に、私たち日本人の”幸福度”は世界でもとても低い、という事実をご存知でしょうか。自殺者の数に至っては、世界でも上位に来ています。
世界保健機関が年齢調整自殺率というのを発表しているのですが、10万人あたりの自殺者の数を見ると、2015年時点で日本は19.7人、18位となっています。
そして、それより衝撃的なのが、17位までは韓国を除いて全てが発展途上国、いわゆる低所得国となっている点です。つまり、先進国の中では、日本がトップということです。

参照:世界保健機関による年齢調整自殺率
世界で日本や日本人の素晴らしさが話題になっている一方で、当の日本人たちは、「素晴らしい!」と言ってくれている人たちより幸福度が少ないという、なんとも悲しい現実が広がっています。
ものが溢れている日本。人も親切で住みやすい日本。
それなのに、なぜ、幸福度が低く、自殺率が高い社会になってしまったのでしょうか。
今回は、弊研究所代表の高衣のコーチングメールでお伝えした『あなたの「生きている意味」がわかることの意味』を、ブログ記事としてお届けします。

他人のレールの上を歩かされている人生

外国人からみると素晴らしいと思える日本での生活を、当の本人はそれほど素晴らしいもので、幸せだと思っていない。
この原因の一つに、私たち日本人は他の国の人より、敷かれたレールの上を歩く人生を生きている人が多い、ということがあります。
そのレールを敷いたのは他人なので、他人の用意した人生を歩んでいる、と言い換えることができます。
そのような人生に、生きている意味を見出せなくても、当然のような気がします。
そして、他人のレールの上を歩かされている、その際たる例が「仕事」です。
やりたくもない仕事を毎日して、やりたくもないことなのに、家族との時間も取れないほど時間を費やす。
それが戦後の私たちの働き方、私たちの人生の送り方、生き方でした。
そんな人生は、我慢強くないと送ることができません。他の国の人はすぐにつまらない仕事はやめてしまいます。
つまり、「我慢」を美徳とする日本の風習が、逆に日本人の幸福度を下げています。
そして、社会通念上、我慢強く耐え忍び仕事に勤しむことが「良い人生」とされているため、「我慢強くない」人たちは、社会から放り出されてしまいます。
他人の人生を生きるのはつまらない。
ただ、そう思っているだけなのに、生きづらい社会が日本には広がっています。

我慢強く生きる必要はありません

我慢強い、忍耐強い、それは幸福度を上げるために発揮されるはずのものです。
ですが、それを持っているが故に、社会的に成功者となっても、我慢し続ける人生になってしまい、逆に幸福度が下がってしまう。
そして、そのような我慢強さを持っていない人は、社会不適合者とみなされ、もっと幸福度が下がってしまう現状があります。
特に、人生これからという若い人たちの中に、「我慢強く生きたくない」という人たちが増えているように思います。
それが、せっかく教育をしてもすぐに転職をすることで、責任感がないと評価されたり、さらには、その他大勢と異なる行動を取ることで、引きこもりなどのレッテルを貼られてしまっている場合もあります。
人生100年の今、60歳や65歳で定年を迎える人はもちろん、人生これからの若い人には、もっと、生きることが楽しい!生きることが好きだ!と思ってもらえるような社会を生きて欲しいと思います。
国民の多くが、生きることは楽しい!生きることは素敵だ!と思え、若者が、あれをしたい!これをしたい!と目を輝かせて語るような、そんな社会です。

生きていることの意味

そのような社会を実現させるためには、「生きていることの意味」がわかることが、決定的なものになります。
自分が生きている意味=人生の使命、ミッションを知ることです。
自分のミッションを知り、それに生きる人生にシフトしたら、自分が心の底から喜んでいる、ということを実感できます。
ミッション、自分が生きる意味を知ると、それに向かうエネルギーが後から後から溢れ出てくるからです。
それは、限られた人だけの特性ではなく、心理学的、脳科学的にも説明できる、人間誰もが持つ特性です。
誰でも自分が生きる意味を知れば、人生にがむしゃらに夢中になれるのです。そこには、例外はありません。
それはまさに、子供の頃、何かに夢中になった時と同じ感覚です。
これに夢中になったら、この先どうなるのだろうか、などと考えなかった、だから、なんでもすぐに身につけて、才能を遺憾無く発揮していた、あの子どもの頃の状態です。
このような夢中になれることを仕事にし、人生をかけるものにします。
それができたら、人間は誰しも自分が生きていることに意味があると感じ、幸せに生きることができるのです。

まとめ

100年先まで自分が輝き、辛いこと悲しいこともあるけれども、これが私の人生なんだ、この人生を生きていくんだ、ということに心から納得でき、充実感を感じて毎日を生きる。
そして、自分が使命に生きることで社会に自分だけにしか提供できない価値を提供し、周囲の人たちにも幸せに輝く人生を歩む手伝いをする。
このような連鎖を起こすことができれば、自殺者はもっと減り、日本人の幸福度も上がっていくでしょう。
弊研究所では、その連鎖を起こすために自分たちに何ができるかということを、日々、研究しています。自分のミッションに生きると輝く才能を発揮する、ということを証明する心理学的、脳科学的な研究結果も、順次、ブログでお届けしていきます。
また、コーチングメールでもミッションを見つけるための基になる、自分だけの最高の価値観を明確にするワーク(通称:価値観ワーク)から始まり、「自分の人生」を生きるために役に立つ情報をお届けしています。こちらもぜひご活用下さい。

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    投稿者澤田 りよ

    ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
    「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
    趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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