期待と裏切り3~裏切られたと思った時の対応~

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2018年10月12日

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。

「期待と裏切り」シリーズを過去2回に渡りお届けしました。
前回は人からの期待は手放す、そのために、仕事の場面であれば上司の期待が分かったら、自分の目標をその期待の上に置いてそこを目指す、ということをお伝えしました。


シリーズ3回目では、期待に代わり 「裏切り」についてお伝えします。ここでは、「期待を裏切られた」と感じる場合に限定します。約束を反故にされた、持ち逃げされた、などの時にも裏切られたと表現をしますが、今回それらは除きます。

期待を裏切られた、その期待は誰のもの?

「期待を裏切られた」と感じることは、結論から言うと、本シリーズ1回目に触れた、「かけていた期待が自分の喜びのため」になっている場合に起こります。その喜びを得られないため、裏切られたと感じます。

例えば、部下を手塩にかけて育てたのに、あっさり転職されてしまった。その場合、部下が育つことそのものに期待していた訳ではなく、部下が育って自分を助けてくれることを期待していた。だから、ようやく一人前になったと思ったら(自分を助けてくれると思ったら)、恩をアダで返すように、辞められてしまったことにがっかりします。

恩をアダで返された。と感じること自体が、純粋に相手のために期待しているのではない状態、自分のために期待している状態になっています。まず、そのことに気づく必要があります。

一方で、自分のために他人に期待するのはとんでもなく、Give & Take でもなく、 Give & Giveこそが大切だ!と、とにかく与える生き方を奨励する人もいます。そして、この考えは若い方に人気だったりしますが、実は、心の準備ができていない状態でこれを行うのはとても危険です。

なぜなら、この生き方では、GiveしてTakeは期待しないのはもちろんのこと、Giveしたものを「自分が期待するように活用することへの期待」も手放して行わないと、とても苦しくなってしまうからです。

このマインドセットがない状態では、Giveの時に、自分のエネルギーを削って物やサービスなどをあげていています。そして、それを相手が感謝して喜んで受け取ってくれることで、削ってなくなった分のエネルギーを補充しようとしています。なので、相手が感謝してくれないと、補充するエネルギーがなく、枯渇する一方になってしまいます。

喜ばれたり感謝されるのは、本当に当たり前のこと?

また、人に何かをしてあげる時や、何かをあげる時、そのあげた物がどう扱われようと構わない、と言う境地になっていないと、傷ついてしまいます。

私たちは、自分が価値を感じるものであればあるほど、そして、自分がそれをあげる(してあげる)ことに名残惜しさがある場合、受け取った側がそれを大切にしてくれていないと傷つくものです。しかし、自分があげた物が、常に丁重に価値あるものとして扱われるとは限りません。ましてや、感謝されるか、喜ばれるかも分からないものです。

この何かをあげた側の気持ちをさらに詳しく見ると、「本当は自分の手元に置いておきたけれど、相手のために自分は我慢して何かをあげている」となっている場合、あげるものが、物でも心でもサービスでも、「自分が我慢して」が入っていると、それが大切にされなかったり、感謝されなかった場合、「自分は我慢してあげたのに」という心境になり、傷つくを通り越して腹が立ちます。

自分が我慢した分、受け取った人がそれに匹敵するくらい大切にしてくれて初めて、自分の我慢が報われる、と無意識で思っているからです。逆の言い方をすれば、自分が我慢した分量、手をかけた分量と同じかそれ以上、大切にしたり活用したりしてくれない限り、自分の我慢、かけた手間は報われない、と思っているのです。

感謝されてもされなくてもどっちでも良い、という心境になる

自分が抱いているのと同じくらい、相手もあげた物やサービスを大切に扱ってくれるのを期待している、そうでないと報われない、と思っていては、自分の状態が相手の反応に左右されてしまいます。

こうならないためには、Giveする時、Giveした瞬間、それがもたらす帰結については、手放すことが必要です。例えば、あげた物が翌日に捨てられようが別に構わない。この心境であることを確認してからGiveします。

これは、部下を育てる時でも、何か困っている人を支援する時でも、人に何かをあげる時でも同じです。この心境になっていると、別に感謝されてもされなくてもどっちでもいい、となります。つまり、相手の反応は関係なくなります。

役に立ててもらえたら嬉しいけど(もちろんそれが目的でGiveしているけど)、結果として、役に立ててもらえても、もらえなくても、どちらでも良い。とにかく、自分は、これがとても価値ある物だと思っていて、あなたにあげたらあなたの人生がより良くなると思ったからあげた。自分はそれをあげることができた。その事実だけで十分幸せだ。
と言う心境です。

これは、言うはやすし、行うは難し、の筆頭にくるくらい、難しいことかもしれません。やれるやれないは別にして、なぜ「裏切られた」と思うのかのカラクリを知っておくと、「裏切られた」と思った時に、なぜ、自分がそう捉えたのか、がわかるので、気持ちがかなり楽になります。

相手が裏切った、を事実として捉えるから苦しいのです。事実は、相手は裏切った訳ではなく、自分が期待したように動かなかっただけです。「相手は常に自分の期待通りに動く」、という期待は手放しましょう。そうすれば、裏切られた、と感じることはありません。

やりやすくする方法としては、Giveする時は「我慢しない」、そして、自分を犠牲にしないことです。(捨てられてもいいと思えるものだけ、自分はそれをあげても痛くもかゆくもないと思えるものだけを)余力でGiveします。そうすると、感謝されなくても別に何も感じません。一度やってみると、その効果を実感できるでしょう。

まとめ

裏切られたと思った時、それは、(して)あげたものを相手が感謝して大切にし、活用してくれると言う期待があります。裏切られたと思わないためには、(して)あげる時、その期待を同時に手放します。手放すために、自分の我慢や犠牲の上に成り立つGiveは、最初からしません。

自分があげた物に対して、自分と同じくらい大切にしたり、感謝するのが当たり前だと思っていませんか。それを期待していませんか。「裏切られた!」と思った時、このカラクリを思い出し、自分の期待を手放していきましょう。

ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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