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2017
12月30日

理想のキャリアを築くために必要な思考法

理想のキャリアを築くために必要な思考法

2017年12月30日

こんにちは。ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。
年の瀬のこのタイミングに私の周りでは出産ラッシュが続き、4人もの新しい命が誕生しました。無限の可能性を秘めて、夢をいっぱい抱えたこの子たちがこれからどのような成長を遂げるのか楽しみです。
20代~50代の男女1000人を対象としたある調査では、約76%が夢を持っていると回答し、新成人では約85%とどの世代よりも高い夢の保有率を示しました。
このように年代を問わず夢を抱いている人が多いにも関わらず、こと仕事においては理想のキャリアを築くことに邁進している人、理想のキャリアを諦めている人と様々な方がいらっしゃいます。
この違いが生まれるのは、何を「当たり前」と思っているのかが要因の一つだと思われます。そこで今回は、この「当たり前」を変え、理想のキャリアを築くために必要な思考法についてお伝えします。

自分の可能性を広げていますか?狭めていますか?

私たちは知らないうちに自分で自分の可能性を狭めていることがあります。
例えば、資格がない、経験がない、年齢が若くないなどの理由で、新たな仕事にチャレンジできない(チャレンジしないことが当たり前)と思っています。
特に女性においては、育児などのライフスタイルの変化でそれまでのキャリアを諦める、パートなどの仕事で収入が低くなるのが当たり前、とする社会風潮に飲み込まれ、それを受け入れている方が殆どです。
このように、私たちは何かを「当たり前」と思うと、それ以上の思考を停止してしまいます。それは、従来の働き方、他人の価値観に合わせて自分の才能を活かし切れていない働き方を受け入れてしまっています。
12月29日付の朝日新聞に、働き方改革として老舗旅館の陣屋が取り上げられていました(記事はこちら)。週3日休館とこれまでの旅館営業では考えられない営業を実施しながらも、ITを駆使することで売り上げを倍に伸ばしています。
これも従来の老舗旅館とは、昔ながらの下積みを築いておもてなしの質を磨く、お客様のためなら従業員は粉骨砕身してでも毎日サービスを提供するといった、従来の固定観念にとらわれず、思考転換した結果でしょう。
このような、100年も続きしがらみが多いと思われる老舗旅館でさえ、働き方を改革し成果を出しています。個人の私たちも、思考を少し転換するだけで、働き方を改革できるのです。

脳に質問する

従来の「当たり前」にとらわれず、自分で自分の可能性を広げるために必要なこと。それは、「脳に質問する」ことです。
何か調べる時に、GoogleやYahooなどを使うことは、馴染みの行動の方もいらっしゃるでしょう。このGoogleのような検索エンジンの働きを脳は持ち合わせています。
そして、Google検索で『検索』ボタンを押す行為が、脳の検索エンジンでは『質問』することになります。脳に質問をすると、自動的に自分の中に収納してある情報の検索が始まり、ひらめきといった形で検索結果を教えてくれます。
脳は質問しない限り、あなたにひらめきも新たなアイデアも与えてくれません。「当たり前」と思った時点で、質問の機会を逸してしまいます。従来通りの働き方に捕らわれず、理想のキャリアを築くためにはどうすれば良いのか、子供を持った状態で復帰するにはどうしたら良いのか、知識がない、経験がない、若くない中で、夢を実現するにはどうしたら良いのか、常に質問し続けて下さい。

質問する時のポイント

キャリアプランを考える時、質問によって出てきたひらめきが、それまでにない働き方でも問題ありません。
アイデアを出す時は、実現可能性や社会ニーズがあるかどうかは考慮しません。出てきたアイデアが今は存在しないビジネスモデルでも構いません。どんなことができるのか、どんな可能性があるかを考えます。ここでは質問の質よりも量が大切です。たくさんの質問を脳に問いかけて、できるだけ多くのアイデアを出します。
より多くのアイデアを出すために、他人の脳を借りるのも良い方法です。いわゆるブレインストーミング(ブレスト)です。これを行うと、効果がよりテキメンに発揮されます。
アイデアを出しきった後に、社会ニーズがあるのか、実現可能性があるのか、そして自分の最高の価値観に合っているのかを精査します。
晴れて精査を通ったアイデア、後はそれをステップ毎に行動していくだけです。

まとめ

ITの進展とともに、働き方もどんどん変化していています。従来の働き方に捕らわれず、自分の理想とするキャリアを築くためのステップは以下の通りです。
1.「当たり前」に捕らわれず、常に質問し続ける。思考を停止させない。
2.斬新奇抜なものでも良いのでより多くのアイデアを出す。そのために、質問は質より量を重視する。
3.他人の脳も借りてアイデアを増やす。
4.アイデアを出しきった後に、社会ニーズ、実現可能性、そして自分の最高の価値観を満たしているかどうかで精査する。
5.精査したアイデアをステップ毎に実現していく。
このステップを歩むことで、新たなアイデアによって諦めていたキャリアが再び目標になり、その目標が確かな予定になり、そして実現するでしょう。
2017年も残り2日となりました。良い年末年始をお過ごし下さい。

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    投稿者澤田 りよ

    ONは仕事、OFFは投資 ダブルで一生稼げる私になる 人生マネジメント塾主宰、人生デザインアカデミー協会認定講師。輸出入代行・海外展開コンサル事業コマビズ代表。
    「今まで培ってきて知識を活かし、人々の経済的自立を支援する」というミッションのもと、東京と大阪の2都市を中心に活動している。
    趣味はマラソンと登山。お酒も好きで大衆酒場からバーまで、どこでも馴染める。

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