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2018
04月18日

「自分の力でこれからも生きていけるのか?」と不安が生じたら

「自分の力でこれからも生きていけるのか?」と不安が生じたら

2018年4月18日

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の小林大輔です。
社会人経験が10年もしくは15年以上過ぎた方の中には、仕事では一通りのことをこなせるようになり、後輩の指導をする機会が増えてきたり、プライベートにおいても家庭を持ち、それなりの人生を歩んでいるという感覚をお持ちの方も多いと思います。
ですが、ふとしたときに、これから先のことを考えて、「自分の力でこれからも生きていけるのか」という不安が頭をよぎったことはないでしょうか。昨今では、AIをはじめとしたテクノロジーが進歩し、これまで人が行ってきた仕事の約半分が、将来はロボットに置き換わる変わるということも言われています。自分が今やっている仕事や、今持っている仕事上のスキルは将来も安泰なのかと考えて不安にかられることもあるかもしれません。
自分の力だけで生きていけるようになるには、どうしたらよいのでしょうか。それには、自分が今後一番になれる分野は何かを探す必要があります。でも、それができたら苦労はしませんね。そこで、今回は、今後自分がオンリーワンになれる分野をどのようにしたら特定できるかをお伝えします。

1.自分の潜在意識は、何を実現したいと思っているのかを確認する

将来のためにスキルアップをしようとした場合、私たちの意識は、環境やトレンドの変化に合わせて今後必要とされる資格やスキルを身につけていこうと考えがちです。ですが、トレンドというのは、刻一刻と移り変わっており、それを追いかけていては、常に新しいスキル、新しい仕事を求めて行かなければなりません。
そうなっては、体が幾つあっても足りないですし、新たに挑戦する分野では新参者ですから、その分野で長くやってきた競合他者と競い合って良い結果を出すことは、至難の技です。
将来に向かって何か新たな仕事についたり、新たなスキルを身につけたり、自分で新たなビジネスを始めたりする場合、自分が将来向かう方向性を、外の環境に合わせて決めるのではなく、自分の内側に目を向けます。
自分の内側に目を向けるとは、一言で言うと、自分が「やりたい」と思えるかどうか、に目を向けるということです。「やりたい」と思う、というのはとても曖昧で抽象的な表現で、自分が何をやりたいかがわからない、と言う方も多くいらっしゃいます。
「やりたい」と思う気持ちをさらに分解していくと、自分の才能が発揮できる、ことであったり、長い時間やっていても疲れるどころかむしろエネルギーが湧いてくるものであったりします。あなたの「やりたい」は、そういう所に現れています。
これらは、私たちの無意識が無意識に取っている行動です。
つまりは、「やりたい」を見つけるには、私たちが無意識に取っている行動をつぶさに見ていけばよいのです。
私たちが無意識に取っている行動には、私たちの潜在意識が求めていることが現れています。
私たちの潜在意識は、普段生活している時には、表に現れてきていないように思われるかもしれません。ですが、潜在意識は、氷山の例えで知られるように、私たちの思考や行動の90%以上は潜在意識が司っていると言われています。
まずはその潜在意識が向かっている方向を見るために、以下の4つの質問に対する答えを探して見ましょう。それぞれ、回答を3つずつ挙げてみてください。

  1. 自分の身の回りに置いているものはなにか。
  2. 最も時間を使っていることは何か。
  3. 最もお金を使っていることはなにか。
  4. 最もエネルギーを注げるものはなにか。

こちらができたら、さらに、
5. 自分が普段何気なく、気がつくと考えていること、
6. 気がつくとしている行動
にも目を向けてみてください。こちらも、それぞれ3つずつ出してみましょう。
回答が出揃ったら、それぞれの回答に対し、なぜそれをしているのか、何を求めてそれを行なっているのか、を自分に聞いてみます。「なぜ」「何を求めて」は、その行動を取っている時には自覚していないことです。なので、その時のことを思い出す、というよりは、改めて、自分の深層心理を探ってみます。

2.「これだ!」と思ったものを少しかじってみる。

1のワークを行うなかで、自分は、これを求めて行動しているんだな、というものが見えてきたら、それこそが、今後仕事として取り組んでいきたい、「やりたい」と無意識に思っていることになります。これだ! という感覚が出てくるかもしれません。
そして、それが「自分の力でこれからも生きていけるのか」という将来の不安を解決する、「これで生きていく」につながる可能性が高いです。どんな形でも構わないので、「自分の深層心理が望んでいることを満たすこと」があったら、ぜひ取り組んでみてください。
一方、もし「これだ!」と思えるものが見つからない場合は、なんとなく、これかな、と思ったり、取り組めそうだなと思うことをピックアップして行動してみましょう。
両者に共通して言えることは、自分が将来取り組んでいけるものなのか、まずは少しかじって確認することが先決だということです。もし「少し続けてみたけれどやはり違う」という結果になったとしても、利点が2つあります。
1つめは、自分の中での「これだ」「これではない」の基準が以前にも増してより鮮明になり、自分の「やりたい」を強く意識できるようになることです。
2つめは、少しかじって「違う」と思ったら、すぐに引き返すことができる点です。最初からしっかり取り組むと、途中で「これは違う」と気づいても、やめることに躊躇したり時間と労力がかかってしまいます。ですが、少しかじる程度ならば、すぐにやめて軌道修正することができます。そして、軌道修正した際には、以前より精度が高まっていることになります。

3.時間をかけて自分の世界観を人生に現す。

「これだ」というものが見つかり、しばらく続けられれば、しめたものです。ゴールに向かって時間をかけて自分の世界観(潜在意識が実現したい願望、世界)を人生に現していきます。
継続する月日が積み重なると、自分なりのやり方、オリジナリティの出し方など様々な工夫を施したり、新しいアイディアが浮かんでくるようになります。自分が、こういったことを実現したいと思っていれば、それに没頭できたり、長い時間やっていても平気だったりするので、ますますインスピレーションが湧いてくるようになります。
また、エネルギーを注いでいると、自分の考えが徐々に鮮明になり、何かに行き詰まった際にも、それを聞きつけたかのように、予想しなかった方向から解決策が提示されるというシンクロニシティも起こります。
そのようにして、これまで潜在意識下にあった自分の「実現したいという願望」が、徐々に目に見える形となって現れてくるのです。
最終的に、その分野における専門性、希少性が高まり、それができるのはこの世の中で自分一人であるという確固たる確信が生まれます。そのころには、そこに価値を見出す人が集まってきます。誰にも代えがたい唯一無二の存在になっているため、競合がいない領域でビジネスを展開していくことができるのです。
外側の世界に自分を合わせるのではなく、自分の内側の世界に目を向け、それに沿った思考、行動をとっていくことで、自分にしかない独自の才能を最大限発揮でき、今後自分はこれで生きていくんだ、と心から思えるものを特定することができ、「自分の力で生きていける」と確信することができるのです。

まとめ

今回は「自分の力でこれからも生きていけるのか?」との不安が芽生えた際に、自分の内側に目を向けて、自分が心から実現したいと思っている願望を特定し、それを将来の仕事として選択するという方向性を明確にすることで、「自分の力で生きていける」と確信を持つ方法をお伝えしました。
1.自分の潜在意識は、何を実現したいと思っているのかを確認する。
2.「これだ!」と思ったものを少しかじってみる。
3.時間をかけて自分の世界観を現していく。
この3つのステップを踏んで、ぜひ、「これで自分は生きていく、これがあれば自分の力で生きていける」と思えるものを明確にしてください。ステップ1でご紹介したワークは、人間行動学の権威、Dr.ディマティーニが開発した『自分の最高の価値観を明確にするワーク』の一部になります。
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