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2016
10月02日

キャリア目標がなかなか決まらない…。そんな時に考えたい3つのこと

キャリア目標がなかなか決まらない…。そんな時に考えたい3つのこと

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。
先日、昨年大学を卒業したばかりの新入社員から、こんな質問を受けました。
「わからないことばかりで、まだやりたいことが明確になっていないのですが、
自分自身のキャリア目標は、いつ頃までに決まるものですか?」
会社に入って仕事を始めると、キャリアプランや目標、目指す姿などを考えることが増えてきますよね。
でも、最初のうちは、まだ仕事の内容もわからないことばかりで、周りの同僚や先輩社員の仕事ぶりを見ながら、「どんなキャリア目標を持っているんだろう?」とか「いつ頃自分の目指す姿を決めたんだろう?」とか、気になる頃ですよね。
新入社員に限らず、中堅社員と呼ばれる世代になっても、もしかしたらベテラン世代になっても、「自分のキャリアプランを立てる」ということは重要です。
仕事のキャリアを考えたとき、
◎どんなキャリアを目指すのか?
◎いつまでにそのゴールを設定すればいいのか?
と言った点で、迷うことがあるかも知れません。
そんな時に考えたい3つのことをご紹介します。

1)終わりを想い描く

著名な目標達成の本や、自己実現について説く本には、必ずと言っていいほど、出てくるフレーズですね。
やはり、これは重要な視点です。
日々の生活や仕事の中では、明確に意識しないとこのような遠い未来のことはあまり考えることがないでしょう。
例えば、定年退職という未来を考えたとき、どんな仕事でどんな働き方をしている自分が見えますか?
会社や組織とは別で、自分の人生の終着点を考えたとき、どんな人生だったと振り返りますか?
遠くのありたい未来の姿を想い描き、目指したいキャリア目標を考えることで、目の前の仕事の積み上げだけではない、『自分のキャリア目標』が見えてきます。

2)自分の感情を見つめる

サラリーマンをしていると、目の前の仕事に向き合うことに集中して、『自分の感情』にあまり気付かないことがあるかも知れません。
実は、『自分の感情』に気付かないのは、これまで育ってきた家庭や親子関係、周囲や友達との人間関係が影響していると言われています。
最初のうちは、親や先輩・先生からの期待や指導の影響で、自分の感情を観ない(自覚しない)ようにして、勉強や仕事に取り組んできたかもしれません。
一時的には、その方が都合が良く、効率的に勉強や仕事が出来るかもしれません。
でも、そのうち『自分で決める』必要が出て来たときに、判断の基準となる『自分軸』を見失ってしまう恐れがあります。
自分の意志・感情を伴う行動は、モチベーションも高く、力強く推進していくことが出来ます。
他人の意志・感情に基づく行動は、やらされ感が強く、達成までの強い意志を維持することが難しくなります。
感情だけに頼った行動というのは、危うさがあります。だから、「感情的に行動しなさい」ということではありません。
『自分の感情に気付く』こと、そしてその感情はどこから来るのか?ということに意識を向けることで、自分のキャリア目標をどこに向けることで、自分の気持ちが満たされるのかに、気付くことが出来ます。

3)今できる一歩を踏み出す

なかなか目標が決まらない、決まったとしても本当にこれでいいのか?と不安が残る、という方も多いでしょう。
でも、どこまでも「自分なりの完璧を目指す!」とキャリア目標を深めていくばかりでは、なかなか一歩が踏み出せません。
どんな目標であれ、キャリアプランであれ、『正解』はありません。
「これで確定、もうやり切るだけ」なんてことには、残念ながらならないのです。
では、どうすればいいでしょう?
やはり、多くの本で説かれているのは、まず『一歩を踏み出す』ことです。
大きなことでなくても構いません。
小さな一歩を踏み出こと、これが自分のキャリア目標達成のポイントになります。
どんな一歩でも、ポジティブな一歩になります。悲観せず、前を向いて、歩んで行ってください。
そして、あるときふと、『自分の歩んできた道』を振り返ってみてください。
きっとそこに、『キャリア目標の青写真』がありますよ。

まとめ

いかがでしたか?ちょっとは、気持ちが整理できたでしょうか?
1)終わりを想い描く
2)自分の感情を見つめる
3)今できる一歩を踏み出す
こんな3つの視点、ちょっと心の片隅に置いておいてくださいね。
では、今週も輝く一週間をお過ごしください!

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