資産形成をデザインする

高衣式では、資産形成をデザインする際に、いきなり資産形成戦略を立てることはありません。以下のプロセスを踏んで、資産形成においても、目指す北極星とこれから戦略を確実に遂行するための土台をしっかり作ることに力点を置いています。

1. 自分にとって正しいビジョンを設定する

まずは、資産形成の最終ゴール『ビジョン』を、自分にとって正しい所に設定することに注力します。ビジョンが「自分にとって」正しいものでないと、途中で必ず挫折をしてしまうためです。自分にとって正しいビジョンを立てるために大切なことは、以下の3つです。

1) ビジョンが自分の本当の価値観と人生のミッションに合致していること
2) ビジョンに自己を超えた大義目的があり、利他に資するものであること
3) 自分の愛を表現できるものであること

2. 投資哲学を作成する

納得がいくビジョンが立ったら、次に『投資哲学』を作成します。これも、どこかからの借り物ではなく、自分の本当の価値観と人生のミッションに合致したものを作成します。これが、途中で挫折したり、何か起こった時にブレないで自分の投資を続けられる秘訣です。

3. お金に対するメンタルブロックを外す

そして、戦略を立てる前にもう一つしなければならない重要なことがあります。それが、お金に対するメンタル・ブロックを外すことです。私たちは、お金に限らず様々なものに罪悪感や恐怖感を抱いて暮らしています。それらが資産形成戦略を行動に移す際にネックになることがあるため、これらをしっかり根元から外します。

2. リスク許容度を測定する

ポートフォリオを構築する時には、ポートフォリオ全体で取っているリスクを、自分のリスク許容度内に収めることが、一時的にではなく長期に渡り安定したリターンを得るために、必ず必要になります。自分のリスク許容度より高いリスクを知らないうちに取ってしまって、安定して継続的にリターンを得ることができず、大きくプラスになっても大きく損失を出すことを繰り返し、結局何年も投資をしているのに、資産は増えていない、ということになってしまいます。

リスク許容度を正確に測定し、許容度内に収まるポートフォリオを作成します。

4. 投資戦略を立てる

そして、ここからがいよいよ戦略を立てる段階に入ります。そして、本当の価値観、ミッション、そしてリスク許容度に合わせて、貯蓄から投資にスムーズに移行する戦略を立てます。

貯蓄は、Brain Activating System(通称BAS)というメソッドで行います。これは、貯蓄をしながら、投資脳を育てていくメソッドです。資産形成に失敗しないためには、知識やスキルの習得の前に、投資を実行していける「投資脳」を作ることが不可欠です。消費脳から投資脳への転換が自然に図られ、貯蓄が2年で通常の貯蓄方法の3倍になるBASを用いて、まずは投資への原資を作ることから始めます。

5. 段階的に国際分散ポートフォリオを構築する

いよいよ投資に入ったら、国際分散ポートフォリオを構築します。ここでは、貯蓄して溜まったお金を一気に投資するのではなく、リスク許容度の高まりに平仄を合わせて、取るリスクを段階的に増やしていきます。ここが、高衣式が他の資産形成戦略と大きく異なるところです。

一つ一つバラバラに戦略なく買って行った結果があなたの資産ポートフォリオになるのではなく、あなたのリスク許容度にあったポートフォリオを組むことが、長期に安定してリターンを得るために、必ず必要です。偶然の産物になってしまったポートフォリオで資産を形成することはできません。

ポートフォリオのリスクを決めるのは、『組み合わせ』と『配分』です。その組み合わせと配分は、あなたのリスク許容度、価値観、ミッションに合致した、あなただけの組み合わせと配分になります。一つひとつのリスクは大きくても、モダンポートフォリオ理論に基づいて、しっかりと『分散』を行うと、ポートフォリオ全体のリスクを小さくすることができます。

そのようなポートフォリオは狙って作らなければ、作ることはできません。偶然買ったものの寄せ集めでは、全く分散が効いていないポートフォリオとなり、相場が荒れた時に、むしろ傷口を深くしてしまいます。そのようなポートフォリオでは、長年積み上げてきたリターンが、一瞬にして失われてしまいます。

長きに渡り、安定してリターンを獲得でき、3年、5年、10年、30年と、投資期間が長くなればなるほど、資産総額が3000万、5000万、1億と着実に増えていく、あなたにぴったりの、あなただけのポートフォリオを構築します。

6. 国際分散ポートフォリオを運用する

せっかくあなたにぴったりのポートフォリオを構築できても、ほったらかしでは長期に渡り、安定したリターンを獲得することはできません。そのポートフォリオに、毎月決まった額のお金を投入していきながら、資産配分のバランスをその時の自分のリスク許容度と市場環境にとって最適に保つように、長期視点から管理運用していきます。

この一連のプロセスを、キャリア形成戦略と絡めながら、行なっていきます。

機関投資家さんから運用を任されるプロの運用者が行なっているポートフォリオ・マネジメントを、個人投資家の方にも実践できる形に体系化されているところが、高衣式資産形成メソッドの特徴です。

チャートを見て、日々トレーディングすることが、投資ではありません。本物の投資を、一から学んで実践していただけるよう、難しい理論にを簡単なステップに体系化しました。「理論は少し難しかったけど、実践は簡単でした」との言葉をよくいただきます。

高衣式は、相場が荒れた時にこそ、威力を発揮します。一度マイナスに落ち込んだものは、同じ資産総額まで回復するのに、下落率と同じ上昇率では足りません。同じ金額に戻るには、下落率以上の上昇率が必要です。相場が荒れた時にいかに損失を抑えるか、相場が荒れた時にも、いかに安定してプラスのリターンが出せるか、あるいは、マイナス幅を抑えることができるか、これが10年後の資産総額に大きな違いをもたらします。

投資でドキドキハラハラして本業に影響が出てしまっては、元も子もありません。投資を人生から考えた、ギャンブル投資は絶対にやりたくない方、長期に渡って、安定したリターンを確保したい方のための、高衣オリジナルの資産形成メソッドです。