資産形成が上手くいかないのは感情で動いているから

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こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の澤田りよです。

前回のこちらの記事「あなたの本音、伝わっていますか?」で、本音を伝えるコミュニケーションのために事実と解釈を分けることが大切とお伝えしました。実は、この事実と解釈を分けることはコミュニケーションにとどまらず、資産形成においても大切です。
数多くいる個人投資家の中に成果を出している人と、思うように成果を出せていない人がいます。その違いは、まさにこれに寄るところが大きいと言えます。

そこで、今回は資産形成における事実と解釈を分ける重要性について具体的に見ていきたいと思います。

都合の良い情報だけを見ていませんか?

あなたはこんな経験をしたことがありませんか?「今時の若者は・・・」と、若手社員をいつも一括りに判断しているベテラン社員。本当は一人一人異なった行動を取っているのに、それには注目せず、自分が求めている情報だけに目がいってしまう。

このように、人は無意識に自分の考えを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしていません。このような、自分に都合の良い情報だけを探し求め取り入れることを「確証バイアス」と言います。

確証バイアスのポイントは無意識で行っているので気が付きにくいのです。これが運用をする際の判断基準に無意識に持ち込まれると、自分に都合の良い情報だけを集めてしまい、事実と離れたところで状況を把握してしまうので、効率的な運用から離れていきます。

例えば、個別株投資をしているとして、熟考の末に上がると思って買ったA社の株が残念ながら下がってしまった。本来なら、投資を始める前に決めている自分の投資戦略に沿って損切りすべきところが、こういう情報があるからもうすぐ上がるといった、自分に都合の良い情報=上がって欲しいという気持ちを支持する情報を集め、それに基づいて解釈してしまいます。

このような解釈は事実ではないため、損失を拡大しかねません。これは、株価という数字に感情を乗せて解釈しているために、事実を見誤ってしまった例です。感情と数字を切り離し、事実は事実として分析することが重要です。

希望することは投資ではありません

市場は常に自分の思い通りに動くとは限りません。そのため、個人投資家の多くの方が、自分の予想通りに数字が上がるよう思いを託し、上がった下がったの結果によって一喜一憂します。

希望を託して思い通りの結果を出せれば、既に多くの個人投資家が巨額の富を得ています。資産形成は希望を託すものでもなく、50%の確率で勝った負けたを繰り返すものでもありません。それらは投資ではなく、投機(ギャンブル)です。常に50%の確率に希望を託すことなく、事実を事実としてそのまま受け入れ、感情を排した自分の投資哲学に基づいて淡々と行動を取ることが重要です。

数字に感情を乗せないために必要なのは、自分が保有している金融資産が上がるも下がるも全て想定内に収めること。上下両方向の動きを予め想定しておくことで、”上がり続きますように”といった数字に希望を託す必要性がなくなります。

上がるも下がるも想定内

では、どうすれば想定内に収めて資産を運用することができるのでしょうか?
それは分散投資であり、負の相関関係を用いることです。

債券と株といった反対の動きをする資産クラスを組み合わせることで、市場がどのような動きをしようとも保有している資産の合計価格の上下変動幅を想定内に収めることができます。これをリスク管理とも呼びます。

全てを成り行きに任せるため数字の動きに一喜一憂しがちですが、こうして下がることまでを想定にすることで数字に感情を乗せる必要がないことが分かっていただけるでしょう。

まとめ

利益が拡大すれば喜び、損失が拡大すれば悲しむ。このように感情に振り回されていては安定した運用成果を出すのは難しいでしょう。数字の動きに感情を乗せ、事実を見極めずに行動を取る確率が高くなるからです。

資産形成は、希望することでも、自分が好きな情報だけを分析するものでもありません。上下どちらの動きに対しても想定内に収めるよう、予め戦略を立てそれに基づいて淡々と行動するものです。

常に心は中立(中庸)におき、感情ではなく事実だけに基づいて資産形成しましょう。

また、資産形成初心者の方はこちらの記事も参考にして、ご自身の資産を活かして下さい。


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