金融機関との付き合い方 これだけ知れば失敗しない!

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こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の斉藤です。

前回の記事では、「そもそもお金とは何なのか?」という事について考えてみました。その中で一つの真実として、お金の正体は「債権と債務の記録」ということがありました。そして、お金に感情を支配されないよう、少し客観視する為の視点を紹介しました。

そしてお金に関する事と言えば、私たちは普段生活していく中で、様々な金融機関を使っています。銀行や証券会社、保険会社などの代表的なものから、クレジットカード会社や消費者金融会社、外国為替取引会社(FX会社)、商品先物取引会社なども金融機関です。

多くの方が銀行と言えば、お金を預かってくれて、給料の振込や、クレジットカードやローンの引落しをしてくれるところと考えています。私たちの生活にとっては、なくてはならない存在です。しかし銀行本来の、存在意義や役割などについては、意外と知られていません。

何気ない経済活動に組み込まれている銀行をはじめとする金融機関は、国の経済にとってもなくてはならない存在です。今回はお金に対する理解を更に深めるために、金融機関について見ていきましょう。

今さらですが、金融機関とは?

『世界大百科事典によると、金融とは貨幣の貸借であるが、これは資金の取引といわれ、貨幣の貸手は資金の供給者、貨幣の借手は資金の需要者となる。資金の需要・供給の媒介者となるのが金融機関である。』とあります。

経済社会において、お金が余っているところから、お金の足りないところに融通する事を金融といいます。すなわち資金が必要な人や企業、国などに、必要な時に、必要な資金を融通するために金融機関は存在しています。銀行や証券、保険など様々な種類の金融機関がありますが、これが全ての金融機関が持つ共通の役割です。

銀行は家などの高額な物を「今」買いたいときに、「今」お金を貸してくれます。証券会社は「将来」必要になるお金を運用して準備できます。保険会社は自分では負えない程のリスクが「現実化」した時に、自身で設定した金額を融通してくれます。

お金は人の身体でいえば血液に例えられ、お金の流れが止まると経済活動はストップしてしまうと言われます。これを円滑に循環させる役割を金融機関は担っており、経済の発展に金融システムは欠かせないものとなっているのです。

例えば、私たちは余ったお金を預金と言う形で、銀行に貸手として供給し、そのお金は資金の需要がある借手に渡っていきます。銀行預金は預かってもらっているのではなく、普通預金と言う金融商品を買う事で、経済活動に関わっているという意識を持つと良いと思います。銀行があなたの預金で国債を買えば、あなたは間接的に政府にお金を貸していることになるのですから。

意外と知らない金融機関の種類

金融機関は大別すると、政府系金融機関と民間金融機関に別れます。民間金融機関の不備を補完し、政府が決めた金融政策について実現するための特殊法人が、政府系金融機関及び公的金融機関です。

私たちに馴染み深い民間の金融機関は、間接金融と直接金融による金融機関にわかれます。間接金融による金融機関とは、お金を貸す側と借りる側との間に、金融機関が介在する事で間接的にお金の貸借が行われます。さらに預金取扱い機関である銀行や信用金庫などと、非預金取扱い機関である生命保険会社や損害保険会社、ノンバンクなどにわかれます。

間接金融の特徴は、金融機関が自らの責任で集めた資金を貸し出すので、不良債権となっても、その責任は金融機関が負います。預金者や保険契約者は、元本割れする可能性は極めて少ない一方、受取利益も金融機関次第であるため、自分で利益をコントロールすることはできないという一面があります。

直接金融による金融機関とは、企業がお金を借りるために発行する、本源的証券(株券、社債)を貸手に仲介する機関のことで、代表例は証券会社です。例えば株に投資する場合、購入者自身が投資する企業を直接選びます。証券会社は単に取引の仲介をするだけで、投資家の資金を運用しているわけではありません。

言わば貸手と借手が直接結びついているため、運用の責任は投資家自身にあり、証券会社に責任はありません。このように投資家は、元本割れする可能性がある一方、自分の責任でリスクをコントロールしながら利益を追求する事ができます。

銀行にはもうひとつ大事な役割がある。

銀行には前述したように、間接金融という金融仲介と、お金が便利で円滑にやり取りできるよう「決済」の機能がありますが、そのほかにもう一つ役割があります。それが「信用創造」の機能です。前回の記事で「お金は無限」という部分が、今一つわからないという質問を頂いたのですが、これがその答えになります。

「信用創造」とは、銀行の決済機能を通じてお金が生み出される仕組みで、資本主義には欠かせない機能と言えます。信用とは簡単に言うと借金の事です。銀行は借金としてお金を貸し付ける事で、お金を作り出しています。

例えばAさんの預金が銀行に100万円あるとします。この銀行がBさんに100万円貸付け、支払いにあてるために現金を銀行からおろしました。この時点で、Aさんは100万円の預金、Bさんは100万円の借金+100万円の現金、銀行は100万円の借入(Aさんの預金)+100万円の貸付(Bさんへ)です。

次にBさんはCさんに代金100万円を支払いました。Cさんは受取った100万円を銀行に貯金しました。この時点で、Aさんは預金100万円、Bさんは借金100万円+現金0円、Cさんは貯金100万円、銀行は200万円の借入(AさんとCさんの預金)+100万円の貸付(Bさんへの)+現金100万円となります。このように銀行の資産も負債も200万円になりました。

これが繰り返され無限にお金は増えていくのです。(実際には貸出上限の規制があります)どうでしょうか?お金というものが眉唾物のように聞こえたかも知れません。実際に世の中のお金は借金で増えているのです。人、企業、国が借金を増やすと世の中のお金はどんどん生み出され、景気は良くなります。

逆に借金をどんどん返すと、世の中のお金は消滅していきます。無から生まれたお金は無に帰り、実際に帳簿から消えてしまいます。これを「信用収縮」と呼びます。いかに世の中のお金を増やすかが景気を左右するのです。

銀行が、もとの預金の数倍もの預金を発生させて、マネーストックと言われる、世の中に出回っているお金を増やしても、私たちは豊かになるわけではありません。一人一人が世の中に、魅力ある付加価値を提供した対価を得て、アクティブマネー(GDP)が増えていく事が、いまの日本には必要です。

そして自分の資産を、ライフプランにあった金融機関に振り分け、適材適所に置く事が大事なのです。澤田研究員の記事にその理由が詳しく書いてありますのでぜひ見てください。

まとめ

・金融機関とはお金が余っているところから、足りないところへ流す機関。必要な時に必要なお金を融通する為に存在する。

・金融商品を知る前に、金融機関には間接金融と直接金融がある事を知ろう。

・預金取扱い機関である銀行には「信用創造」という大事な役割がある。

今回この記事を書いた目的は2つです。「お金が足りない」「自分の手元にあってほしい」と執着しすぎないよう、少し大きな視点でお金を見てみると、今までの感覚と違った見方ができて、お金のメンタルブロックを外す手助けになるという事。

もう一つは人生デザイン構築学校では資産形成をする上で、投資哲学を最高の価値観をベースに作成します。こういった根本的な金融の仕組みや、世の中のお金の流れを知る事はより自分らしい投資哲学を作成するには必要な事だと思ったからです。

まもなく人生デザイン構築学校第4期がスタートします。皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています!

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