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2017
05月16日

今のままではイヤだ!でも失敗はしたくない!

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の斉藤です。
私は「為せば成る、為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉が大好きです。これは江戸時代中期の大名で、米澤藩主の上杉鷹山(治憲)が家臣に教訓として、詠み与えた有名な言葉です。
破綻寸前の米澤藩を引き継いだ上杉鷹山は、自らが模範を示して財政再建、産業育成、精神復興を成し遂げた名君として知られており、かのケネディ元アメリカ大統領も、最も尊敬する日本人政治家であると答えたと言われています。
このように自分の信じた道を一途に進み、今やるべきことに一生懸命に打ち込んでいる人に、憧れたり羨ましいと思ったことはありませんか? 自分もそんな一面があるはずと思い、転職を考えているが、何をやれば良いかわからず悶々としている、といった相談を受ける事が多々あります。
他人が羨むほど順調に人生を歩んでいるように見える、優秀で成功していると言われる人ほど、今のままで良いのか悩んでいるようです。しかし何をしたら良いのかわからない。自分は何がどうあれば幸せで、充実していると感じるのかがわからない。
夢中になれるやりたいことを見つけて、その道を生きていければ、確かに人生の質は上がります。しかしそれはどうすれば見つかるのでしょうか? そもそもそんなものはなく、特別な人だけが歩める道なのでしょうか?
いいえ!答えは誰にでも「天職」と言えるものは、間違いなく見つかります。どうすれば霧が晴れてくるのか一緒に考えていきましょう。

夢をすててしまった理由

冒頭の鷹山公の言葉は「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人のはかなき」という武田信玄の言葉を模範にしたものだと最近知りました。努力すればできることであっても、最初から無理だと諦め、捨ててしまうところに、人の弱さがあるという意味です。
子供の頃はどうだったでしょうか? 多くの方はきっと何かあったはずです。思い出してみて下さい。子供の頃の「夢」「夢中だったこと」「得意だったこと」「褒められたこと」「大好きなこと」思い出せなければ、両親や兄弟に聞いてみるのも良いでしょう。
何の制限もされなかった子供の頃の想いは、きっと今のあなたのルーツのはずです。その夢のどんなところに惹かれ、夢中になった原因やどんなところが大好きだったのでしょうか?
そういえば書いていて衝撃的に、40年近く前の記憶が蘇りました。私は小学生低学年の頃、本を書くのが好きでした。将来作家になりたいという夢を持っていた時期もあったのです。
そして多くの人は、知らないうちに夢をどこかに捨て、自分が現実的にできることしかやらなくなってしまいます。生まれた時から諦め方を知っている人間は、この世に1人もいないのに、諦め方をどこかで習ってしまったのです。
私の場合は、母親にたしか「そんな事やってないで勉強しなさい」とか「早く寝なさい」などと言われ、全く褒めてもらえなかった事が理由かも知れないと、おぼろげな記憶をたどると思い当たります。

失敗を怖れる大人がたくさんいる

あれもしたい、これもしたいという一つひとつの想いは「これって自分には無理だよな。世間的にはNGだよな。自信がない、時間がない、お金がない、まだ早い」など、たくさんの言葉で、自信と可能性を奪っていきます。しかも無意識かつ自動的にです。
そして恐ろしいのは、この言葉を唱えるだけで何もしなくて済んでしまうという事です。簡単に人を楽なほうに向かわせる言葉です。その引き換えに失うものは、自己肯定感や自己効力感です。これは生きていくために必要な感情で、自分自身の価値や存在意義に関する感覚と、世の中に対して働きかけをすることが、可能であるという感覚です。
以前の記事で書きましたが、私はこういった感覚が非常に低い時期がありました。
http://missionmikke.com/detail/sai006/
そういった人の特徴は、お金で自信を買おうとして、所有しているもので自慢げになったり、人を見下します。反対に自分と他人を比べて、理想と現実のギャップに落ち込んだりするのです。
最悪なのは、他の人が頑張ったら困るから、他人の努力の邪魔をします。ドリームキラーと言われる人で、自分の自信を守るために、他の人の自信を奪おうとするのです。その人の周りには、やらない言い訳を教え、失敗を願う人がたくさんいます。
子供の私たちの周りには、失敗を怖れ、失敗がマイナスだと思っている大人がたくさんいて、多くの自信と可能性が奪われていきました。その結果、「何をしていいのかわからない。」「何ができるのかわからない。」「得意な事はない。」「大好きな事はない。」と言って、頭に浮かんだことを打ち消してしまうようになりました。
失敗とは自分の頭が作り出した幻想です。「こうなったら失敗」と自分で決めているという事です。その場合、起こりうる最悪のケースを想定してみましょう。それが受け入れられたら失敗というものは存在しなくなり、行動した結果と言うフィードバックがあるだけになります。そう受け取るためには、「最悪の場合、何を失うか」を明確にしてみれば良いのです。起こる結果は、想定した最悪より良いのですから、それが起こった時のショックは無くなります。

外に求めるものではない

夢中になるものとは、外に求めても見つかりません。多くの人は自分の外側にあるものばかりを探します。そうして転職をしたり、環境を変えたりしても、少し気分が変わるだけで、同じように悶々として熱中する事はできないのです。
子供の頃のように、自分自身に制限をかけずに、今できない事をできるように追いかけるのが夢です。お金があれば手に入る夢は、誰かがしてくれるサービスにすぎませんが、自分が出来る事を、他人にしてあげると仕事になります。自信を取り戻すためには、やったことが無い事をやってみるチャレンジも必要です。
自分の中から湧き出ているものに気付き、世の中に何を与えられるか考えると、誰でも一心不乱に打ち込めるものが見つかります。自分の最高の価値観から湧き出る、やる気の源泉に気付いてしまうと、まだ見ぬ才能と可能性が発揮される事に、あなた自身驚くことになるでしょう。
そのきっかけが見つかったら、何でも良いので行動してみる事が大事です。小さな小さな一歩でOKです。必ず人生が変わっていきます。変化を怖れずに楽しめば、より行動は加速していき、あなたにとって必要な、新たな出会いが待っています。
こんな偉人の名言で締めましょう。
『夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし』吉田松陰

まとめ

・無邪気な子供の頃は、誰もが得意で好きな事をやっているが、多くの人が夢の諦め方をみにつけてしまう。
・失敗を怖れる気持ちが、自分だけでなく他人や身内にも、現状維持を望んでしまう。
・自分の外側の世界の影響ではなく、自分の内面をみつめ信じて行動すれば良い。
人生デザイン構築学校では、自分の中から湧き出る、最高の価値観を知る為の方法を、多くの仲間と共に学ぶことで、たくさんの気付きを得て人生を加速する事ができました。やはり人の出会いには意味があると思わずにはいられません。
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