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2016
10月11日

不労所得・アーリーリタイア 成功者の共通点は?  

不労所得・アーリーリタイア 成功者の共通点は?  

こんにちは!ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の斉藤です。
ファイナンシャルプランナーという仕事をしていると、時折セミリタイア、アーリーリタイアを目指しているという方に出会います。
不労所得を得て、築いた億単位の資産の運用益で暮らす、といった生活をしたいとの事。どのくらいの収入や資産があれば、それが実現可能なのか、計算してほしいと相談されます。働かなくて良い、嫌な人間関係に縛られない、時間を自由に使える、といった事などに魅力を感じるのでしょう。
しかし一般的に不労所得と言われる、不動産投資や金融投資、ネットワークビジネスの権利収入、アフィリエイトやブログ、YouTubeなどインターネットのビジネス、どれも不労ではなく、みなさんとても頑張って労働しています。
また、働かなくても一生暮らしていける資産を築いた、成功者と言われる人。一度は誰もが羨むような、リタイア生活をしたとしても、そのうち退屈な生活に飽きて、働く人がほとんどです。
この様な人は、リタイア中に自分を見つめ直し、好きな事や大切にしている事を、改めて深堀りして使命を見つけようとします。そして自分らしく、世の中に価値を提供するような仕事を行う事で、幸せに自分の望む人生を手に入れています。
そんな成功者に、共通しているのは「自己イメージが高い」いうこと。私はお話をしていて、強烈にそれが重要だと感じました。スタンダードが全然違います。困難や苦労も本当に楽しそうです。
みなさんも、なんとなく「それはそうだろうな」と感じませんか?
そこで今回は「自己イメージとは何か?」を掘り下げていきます!

自分のことを、どう思っていますか?

私は、思春期~20代の頃は、自分に自信が持てませんでした。自分なんかが、という思いが強く、失敗することを怖れていました。また、怒られたり、期待を裏切ってしまうのではないかと、チャレンジする事自体を避けて、自己嫌悪に陥っていました。
社会人になって、営業という仕事を通して、お客様から必要とされるにつれ、人見知りで話すのが苦手、と思っていた自己イメージが、段々と変化していきました。
同時に人としての「あり方」「考え方」「物の見方」も時間をかけて学び、徐々に自信や確信を持って生きていけるようになりました。本当に多くの人に、支えられ、前に進む勇気をもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。
「自己イメージ」とは、一言で言うと自分のことを、どう思っているのかであり、経験から得た自分自身の考え方や思い込み、そして自分に対する態度が、潜在意識に蓄積したものです。

まずはあなたの「自己イメージ」について考えてみましょう。

1.自分が何者なのかを考えます。

あなたは誰にとってどんな立場がありますか?思いつく限り挙げてみてください。そしてその立場はどんな存在でしょうか?
例:子供にとって親という立場   自分は愛されていて、価値ある人間だと子供に教える存在
人には様々な立場があり、いつでもそれを演じています。大抵は、無意識にパターン化された何かを演じる事で、自己イメージが作られます。

2.「自分が知っているわたしは?」と質問する。

自分が何者か整理できたら、自分の知っているあなたを、できる限り書いてみましょう。
例:私は幸せ者だ。 私は人の話を聴くのが好きだ。 私は計画を立てるのが苦手だ。 私は優柔不断だ。
あなたは自分自身のことをどれだけご存知だったでしょうか?

なりたい自分を演じる

自分の持っている自己イメージが、自分の人生を創っていると、今では確信しています。
例えば、自己イメージで「できる」と思っていると「やってみよう」となり、行動の結果うまくいけば自信となるし、うまくいかなくても別の方法を考えて「あきらめない」ので「できる人生」になっていきます。
しかし「できない」というイメージだと「やらない」もしくは「嫌々やる」となり、行動の結果うまくいっても「たまたまだ」、うまくいかなかったら「やっぱりだめだ」「あきらめる」ので行動しなくなり「できない人生」になっていきます。
このように、自分が送りたい人生にあった、自己イメージを持つと、求める人生に近づいていきます。ラクして無意識のままでは、そうはなりません。意識してなりたい自分を演じれば、自分が理想とする存在になれるのです。

1.あなたはどんな人生を送りたいですか?好きなだけ書き出してみてください。

例:人の役に立てる人生を送りたい。

2.そしてそのためには、どんな自己イメージが必要でしょうか?

例:人が心を許し、何でも話し易い人柄のイメージ。

自己イメージが高い人の文化

高い自己イメージを持つ人は、現在の自分を客観的に受け入れて、良い悪いの、判断はせずに自覚する文化を持っています。
その上で、将来の自分とのギャップに着目し、成長のプロセスを楽しみます。欲しい未来が明確になれば、人は誰でも成長願望を持っているので自らそこに向かっていくという前提です。
しかし低い自己イメージを持つ人は、将来像を持たないが故に、現在の自分の欠点に着目します。欠点を直すことによって成長しようとする文化です。
満足したら成長が止まってしまうので、自己否定をすることで自分を成長させるという前提です。以前の私は、ずっとこの様なモティベーションのかけ方をしていましたが、まずツライです。
人は、自分らしい人生を送るための「生き方」「あり方」「考え方」を知りたいと思っています。
自分の最高の価値観を見つけることが、その旅のスタート!
ですが、自己イメージが低いと難しくなります。何故なら最高の価値観が出ずらかったり、出たとしても信じることができないからです。
そのため他人の価値観を排除しきれず、キャリアプランも資産形成も、自分の大切にしていることを、最優先にできないのです。

まとめ

●「自己イメージ」とは、自分自身の考え方や思い込み。自分に対する態度を変えることで、持ちたいイメージを持てる。
●人生は運命に流されるものではなく、自分で創っていくことが出来る。その為には自分の送りたい人生にあった自己イメージを持つこと。
●自己イメージの高い低いは、自己肯定の文化か、自己否定の文化かという事。
全く働かない不労所得を、目標にしても幸せにはなれず、自分の個性や価値観から発生した、大切なこと、好きなこと、やりたいことで、世の中の役に立つ。
これらに時間を費やすと使命を感じ、その時間を増やすことが、人生の幸せには、大切なのだと思います。

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