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2017
11月06日

環境変化に振り回されない平和な心の保ち方

2017.11.06

こんにちは!
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所 研究員の松野麻由子です。
前回、前々回と、人生100年時代に関する記事が続きました。
齋藤研究員からは、人生100年時代を幸せに生きるために必要な「SOC(首尾一貫感覚)」についての話がありました。
http://missionmikke.com/detail/sai044/
澤田研究員からは、健康寿命を保つために欠かせない「エイジレスワーク」についての話がありました。
http://missionmikke.com/detail/saw042/
人生100年時代ともなると、長い人生の中で様々な環境変化を経験します。一般的に、人は変化を嫌う生き物なので、その変化に振り回されるとストレスが溜まり、健康寿命にも影響してきます。
そこで重要になってくるのが、環境変化に直面したとき、どう心を平和に保つか、ということです。心と身体が繋がっていることは良く知られていることですが、心を平和に保つことは、身体の健康にも繋がることになります。
そこで今回は、人生100年時代に必要な、健康寿命を伸ばすための平和な心の保ち方についてお伝えしたいと思います。

「正しさ」から自由になる

日々私たちを悩ませる感情の中に、罪悪感や後悔、怒りや悲しみ、などの感情があります。原因は様々ですが、多くの場合、自分の中にある「正しさ」が影響しています。
例えば、子どもに対して、あの時こうしてあげれば良かった・・ という罪悪感や後悔は、「こうしてあげる」ことが正しいという想いの裏返しです。
上司から頼まれたレポートを、徹夜で仕上げたにも関わらず、やっぱり必要なくなった、と翌朝あっさり告げられた時に感じる怒りは、「労いの言葉をかけるべき」、あるいは「本当に必要かどうかを事前にしっかり調べるべき」など、何かしらの「~べき」という想いから来るものです。
この正しい、正しくない、あるいは、良い悪いという二元論の中で生きている限りは、必ず感情が揺さぶられることは避けられず、心の平和を保つのが難しくなります。
自分の中にある「正しさ」は、中々気づきにくい場合も多いのですが、そのためにできることをご紹介します。

他人も自分も「評価」しない

誰かを「評価」するという行為は、自分の中に、〇〇は正しい、〇〇は間違っているという基準があって初めて成り立つ行為です。つまり、その誰かが他人であれ自分であれ、「評価」してしまっている時点で、やはり「正しさ」に縛られているということになります。
誰かを評価しそうになった時は、良い悪いの判断を下すのではなく、ただ事実をありのままに受け取り、「自分がどうしたいか」に焦点を当ててみてください。
評価したり、評価されたり、という世界から抜け出すと、心が平和に保たれる時間が長くなります。

他人と「比較」しない

他人と「比較」するという行為も、自分の中にある正しさや、善悪の判断を基準としていることが多いです。
特に、比較した後に落ち込んだり、嫉妬や妬みを感じたりする場合は、「こうあるべき(だけど自分はできていない)」という気持ちに縛られていることが殆どです。
自分の価値観に沿った「こうありたい」という姿を実現している人に対しては、嫉妬や妬みではなく、憧れや目標としたい、などの感情を感じます。
むやみに他人と比較するのではなく、「自分がどうなりたいか」に焦点を当てると、嫉妬や妬みなどの感情に支配されず、平和な心を保つことに繋がります。

毎日感謝を欠かさない

感謝が幸せへ直結する行為であることは、何度か以前の記事でも取り上げていますが、心を平和に保つためには欠かせない行為です。
http://missionmikke.com/detail/mat049/
一昔前の家庭には、だいたいどの家庭にも神棚があり、毎日欠かさず手を合わせるという習慣がありました。何か良い事があった時だけではなく、どんな日も毎日欠かさず、今こうして生きていられることに感謝して手を合わせていました。
残念ながら我が家にはその習慣がありませんでしたが、神棚に手を合わせるという行為は、私たち日本人にとって、心を平和に保ち、幸せを感じるためにとても重要な役割を果たしてくれていたんだということに改めて気付かされます。
神棚に手を合わせる、という行為ではなくても、毎日寝る前や朝出かける前など、自分なりの方法で感謝することを続けてみてください。感謝することがある、ないに関わらず、手を合わせて「ありがとう」と唱えるだけでも、その日一日の心の持ちようが随分変わります。
是非早いうちからこの習慣を身に着けて、心身の健康寿命を延ばしていきましょう!

まとめ

今回は、人生100年時代に向けて、健康寿命を延ばすために欠かせない「心を平和に保つ」方法についてお伝えしました。
・「正しさ」から自由になる
-他人も自分も「評価」しない
-他人と「比較」しない
・毎日感謝を欠かさない
「正しさ」から自由になるという試みについては、実は一生涯続くものなのではないかと考えています。これまで、自分の過去の経験から培った「正しさ」や、身近な人から教わった「正しさ」というのは、これまでの人生では生きる基準となっていることも多いため、そこから自由になるというのは、ある意味とても勇気のいる行為だと思います。
「正しさ」の代わりに、自分の「~したい」を人生の基準として採用できれば、心の平和を保つことに繋がります。
毎日感謝を欠かさない、ということは、今日からでもできることなので、自分の中の「正しさ」とはゆっくり向き合いつつ、毎日感謝をすることで、心を平和に保ち、100歳くらいまでには、仙人のようになれたらいいな~と、密かに思っています(全然密かじゃなくなってますが・・)。
自分の価値観を尊重できる働き方をしながら、心身共に健康で、100歳を迎えられるよう、今日できる1歩を着実に歩んで行きましょう!

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    投稿者松野 麻由子

    「自分が自分であって良い」という自分に根ざした感覚を一緒に探求し、本来の自分がチャレンジしたい人生を生きるためのサポートをするライフコーチ。人生デザインアカデミー協会®認定コーチ、兼「本来の自分を生きる」ための教育を施す北欧教育をベースとしたグローバル教育アドバイザー。

    本来の自分を科学的なメソッドで思い出し、本来の自分を生きるためのキャリア設計と家族の良好な関係を構築するサポートをしています。

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