気になる金融キーワード:パッシブとアクティブ

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こんにちは! ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の石部です。

先週の記事で、気になる金融キーワードとして『コンセンサス』を取り上げたところ、思わぬご好評をいただきました。

そこで、今日は投資信託などで投資を始めようと考えたときに、最初に目にするであろう『パッシブ』と『アクティブ』について見てみたいと思います。

◎『アクティブ』とは?

投資信託などで投資を始めようと考えたときに、最初に目にするのは、証券会社などで見掛けるチラシの言葉ではないでしょうか?

その中には、『先進国アクティブファンド』とか『高利回り』とかの華やかな言葉が躍っている印象があります。

『アクティブ』と聞くと、なんとなく活発で明るい印象を持ちます。言葉自体に、『ポジティブ』な響きがありますし、なんとなく『儲かりそう』と感じやすいかもしれませんね。

投資信託のネーミングや分類で、『アクティブ』という冠がついているものは、「『ある特定の指数』を上回る運用成績を目指しています。」という運用方針を表しています。

ここで言う『ある特定の指数』のことを、『インデックス』と呼んだりします。

『ある特定の指数(インデックス)』としては、株式投資信託の場合は『TOPIX』や『日経225』などが採用されることが多いです。

つまり、「上場している全企業の平均(これを”市場の平均”と言います)よりも、良い結果を目指す」ということですから、必然的に「投資先を選別する」必要があります。その基準は、『目論見書』などに記載されることになりますが、その選択を行うのは『ファンドマネージャー』、つまり『人』です。

◎『パッシブ』とは?

では、『パッシブ』はどうでしょうか?

投資信託のネーミングや分類で、『パッシブ』という冠がついているものは、「『ある特定の指数(インデックス)』と同一の運用成績を目指しています。」という運用方針を表しています。

『アクティブ』では、上回ることを目指していましたが、『パッシブ』では、言ってみれば「上場している全企業(市場)の平均と同じ結果を目指す」ということになります。

なんとなく、後ろ向きで『ネガティブ』な印象になりますか?でも、実はこの目標だからこそ、達成できることがあるんです。

『パッシブ』は、「上場している全企業(市場)の平均」と同じ運用成績を目指しています。だから、基本的には、「投資先を選別する」必要がありません。つまり、人の判断が介入していないということになります。(もちろん、市場の平均と全く同じリターンを創り出すことは難しいので、ファンドによって微妙な差異は出てきます。)

また、「市場の平均」を目指すので、偏りなく万遍なく「市場全体の成長」を受け取ることが出来ます。

◎どっちがお得?『パッシブ』と『アクティブ』

あなたは、ある投資がお得かどうか?を判断しようと思ったときに、何を参考にしますか? 例えば、買い物をする時には、払ったお金に対して得るものが大きいとお得と考えると思います。

では、投資をする際に、「お得」かどうかを判断しているでしょうか? 多くの方が、期待リターンを見て、判断していると思います。

投資をする際にも、お得かどうかを判断できる指標があります。それは、『シャープレシオ』と呼ばれるものです。

『シャープレシオ』とは、『想定リスク』に対する『期待リターン』の比率のことです。

『期待リターン』は、投資金額に対して「どれくらいリターンが得られる可能性があるか」を表します。通常、30年以上の長期平均を『期待リターン』としています。

『想定リスク』とは、上記『期待リターン』から、約68パーセントの確率で、実際のリターンがズレる幅を表しています。統計学で言う「1標準偏差」に当たります。

『想定リスク』1単位に対する『期待リターン』が『シャープレシオ』で、この数値が大きいほど、投資効率が高いということになります。

パッシブとアクティブのどちらがお得かを見るために、この『シャープレシオ』を見てみると、興味深いことがわかります。

特に最近の市況の中では、ぱっとみて『ポジティブで明るい印象』を持ちやすい『アクティブ』ファンドのシャープレシオと、『なんとなく凡庸でぱっとしない印象』の『パッシブ』ファンドのシャープレシオを比較すると、ほとんど同じか、『パッシブ』ファンドの方が数値が良い(シャープレシオの値が大きい)場合があることがわかりました。

『パッシブファンド』と『シャープレシオ』については、井上研究員による以下の記事にも具体的な事例が挙げられています。参考にしてくださいね。

言葉の印象だけで判断せず、きちんと中身を確認してみることで、正しい情報に基づく正しい判断ができるようになりますね。

◎まとめ

今日は、投資を始めようとしたときに、よく見かける『パッシブ』と『アクティブ』について見てみました。

人生デザイン構築学校では、この『パッシブ』と『アクティブ』の違いをきちんと確認して、自らのポートフォリオを組めるようになることを目指しています。

正しい情報を得ることで、自らの資産を守る、正しい判断をしていきたいですね。

では、今週も素敵な一週間をお過ごしください!

人生構築デザインメソッド

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