これぞ究極!次世代型リーダーシップ論

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こんにちは。
ミッション・ミッケ人生デザイン研究所、研究員の井上です。

古今東西、大衆を率いるリーダーの資質、リーダーシップとは何ぞやという議論は枚挙にいとまがありませんが、一体これからの世の中に本当に必要なリーダーシップとは何なのでしょうか?今日はこの疑問について考えたいと思います。
結論から言いますと、これからのリーダーシップとは『合理性の範囲を拡大・洗練して結果を出す能力』であると私は考えています。

唐突感のある単語が並んでいますが、以下の3つの観点から説明しますね。

1人の合理性には限界がある

1人が合理性を担保できる範囲には必ず限界があります。これを『限定合理性』(ハーバート・A・サイモン)って言うんですが、当たり前過ぎてそこにフォーカスしている人は意外に少ないんですね。

合理性というと難しい感じがしますが、みんなが納得するもの、というに置き換えても良いと思います。
例えば、Aさんが「じゃんけん」のiPhoneアプリを作ることになったとします。しかし、Aさんは
・グーはチョキよりも強い
・チョキはパーよりも強い
という2つの条件しか知り得ない状況でした。
Aさんの知っている範囲で合理性を保とうとすれば、グーはパーよりも強いというルールが出来ます。Aさんの知りうる範囲では正解ですが、これではアプリとして成り立ちませんよね。この場合は情報が足りない事が、みんなが納得する合理性を保てない理由ですが他にも、情報がありすぎて処理しきれない、不確実性が強く予測できない、立場上それを知ることができない、など理由は他にもたくさんあります。みなさんも経験があるのではないでしょうか?注意や指摘を受けたときに「そこまで聞いてないし(知らないし)」と思ったことが。

合理性の範囲を広げるにはチームが必要

ところが、仕事にせよプライベートにせよ、何か結果を出そうとするときには広範囲且つ複雑な合理性が要求されることがほとんどではないでしょうか。
会社で、とある製品の販促プロジェクトが立ち上がったときには、市場動向、競合製品、コスト、マーケティング戦略、製品仕様、流通などなど数え切れないぐらいの要素が絡み合い、それらが“1つになって”初めて成功することになると思います。“1つになる”つまりそれぞれの要素間の合理性が保たれる、ということですね。
この場合、誰が見ても1人が担保できる合理性の範囲を超えているのは明らかなので、「チーム」が作られます。これは自然とそうなりますよね。それぞれの専門家が集まって、それぞれが持つ独自の「合理性」を持ってプロジェクトを成功させようとします。

みんなの持つ「合理性」はバラバラ

ここでポイントなのが“独自の「合理性」”という部分です。販促プロジェクトを成功させる、という1つの目標のもとに集まったチームであるにもかかわらず、それぞれが持つ合理性は独自のものなんです。むしろそれを良しとしてチーム作りがされます。しかし、実際には各自の合理性を強引に保ったり、強化しようとしたりするメンバーもいれば、中にはお互いに相反する合理性を持つメンバー同士もいたりと、1つの目標に向かえないことが多いのではないでしょうか?顧客のニーズに応えるために低価格で市場に出したいセールス部門と、顧客の満足を高めるためにはコストが増えても高品質を追求するべきと主張する製品部門はその良い例と言えますね。

実はこれも当たり前の状態で、その理由は上述した通り、その人の合理性は限界があるから、なんです。他者の合理性まで取り入れた、より大きな合理性を作るのがその人ひとりだと非常に困難なんですね。決して、考え方が偏向だ、能力が低い、ということでは無いんです。

この状態で、プロジェクトが目指すべき結果は出るでしょうか?

出にくいですよね。
そのため、結果を出すためには『限定合理性』と共存する何か別の流れが必要になるのではないでしょうか?それが私の思う『リーダーシップ』なんです。

まとめ

つまり、1人が担保できる合理性には限界があるため、大きな結果を出すときには複数人が集まった時に、それぞれのメンバーの持つ合理性を集約・再構築する能力こそがリーダーシップであると私は思うんです。

じゃんけんのルールに精通していなくても良いと思うんです。グーとパーの関係を知らないAさんが作ったルールの合理性はどうしたら担保できるのか、ということを考え色々な人の合理性を繋げていくことで結果を出すんですね。ゲームの専門家に他のゲームとの比較をしてもらったり、実証実験チームから上がってくる「これではゲームになりませんよ、みんなグーを出しますから」という報告をもとに軌道修正をしていく、などなどです。

世間で言われている、主体性を持つ、目標を明確にする、コミュニケーションを上手にとる、周囲を巻き込める、等のリーダーシップ資質は全てこの考えを1つの手段として表面化させたものだと私は思っています。根っこはこの原則である、と。

今日は非常に概念的な抽象論をお話ししましたが、次回はこれを今の職場でも実践できるちょっとしたノウハウをお伝えしようと思います。お楽しみに。

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